愛してしまう ビル ページ2
※ビルに愛され?
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なんでこうなったのか、考える気力もない
ひとしきり苦しみは味わったと思う
確実なことはこの不思議な空間では、私に自由はないということ
どこの世界かもわからない場所に、彼は私を閉じ込めている
そして、毎日同じような時間に来ては、私におかしな話を聞かせ、一人楽しみ帰っていく
「久しいな、我が愛しき者よ。」
ほら来た
「気分はどうだ？暇をしていないか？そうだ、私が本を読んでやろう。」
そう言ってどこからか本を出し、読み始める
内容は頭に入ってこないまま、数分が立つ
どうせ内容は地獄かなにかについて
本を読むといっても、自己満足で、私にはなんの暇潰しにもならない
「ん？ファンタジーは嫌いか？やはり、地獄は目で見た方がAは良いんだろうな。良いぞ、私が見せてやる」
冗談じゃない
『ファンタジーは嫌い、だって毎日おかしなあなたを見てるから。ファンタジーって信じたいぐらい、嫌いなの』
軽口を叩ける余裕はある
「……………」
しまった…やってしまった
いつもなら笑うはずなのに、今日は機嫌が悪いようで無言になってる
こんな時はなにをされるかわからない!!
「私はこんなにもお前を愛しているが、お前にはただの空想にしか見えていなかったのか…どうすれば、お前は私を見てくれる…」
こういう時は、変に刺激しない方がいい…
『どうって…』
「いっそのこと、体の自由も奪ってしまおうか？その白い肌に傷をつけ、私から離れられないようにする…フフフ、それではもっと嫌われるか。でも悪くはない、嫌われ役は得意だからなぁ」
こんなのあんまりだ、ビルは狂ったように笑って興奮しながら早口でこんなことを喋ってる
『うっ、…』
「痛いか？」
コクコク頷くと、また痛みに襲われる
体の自由を奪われ、何かの力で腕を圧迫されて、これは愛じゃないし、ビルがおかしいんだと実感させられる
でも、ビルらしくない…
今まで彼の悪事を見てきたが、痛みを与えるだけで済む筈がなかった
「私はもっと苦しんだ顔がみたい、Aのその顔…他のどんな奴の苦しむ顔より、素敵だ」
次はぎゅっと首を絞められる、ビルの手ではないが苦しい
呼吸をしようと、必死に酸素を吸おうとするがうまく吸えない、喉が痛い
うっとりとしたビルの目
首を絞められる私、これこそカオスだ
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S(プロフ) - うぉぉぉ３年前ぇぇめっちゃめっちゃめっちゃメイベル達との女子会の話好きです！！！！！ (8月26日 23時) (
レス) @page5 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
ヒマリン - リクです、 パシフィカのヤンデレを作ってください。 (2021年8月23日 17時) (レス) id: cc99157263 (このIDを非表示/違反報告)
法隆寺の木材 - リクエストです！双子のヤンデレが見てみたいです！ (2020年6月5日 7時) (レス) id: 19b1bbd70e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カチェ之進 | 作成日時：2019年12月30日 23時
