地味メン

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「どうして黙っておくんです？」




そう聞いても、まぁまぁ と言われて


結局教えて貰えなかった。





そのあとは、テヒョン先輩に手を引かれて





先輩達やジョングクくんの輪に混じった。







HS
『次テストだ！ナムジュナ、脳みそ分けてくれ』






そうか、ホソク先輩とナムジュン先輩とユンギオッパは





受験生だ、これからのテストがすごく重要になってくる。









ジンオッパだって本当は…





そんなことを考えていると





チャイムが鳴って、教室に戻った。




教室へ向かうときもジョングクくんは一切喋らない。







なんだかすごく壁があるような気がする。






「ジョングクく(((




『僕と話さない方が良いんじゃないの』








久しぶりに聞いた声なのに言葉が冷たい。









「な、なんで」






ジョングクくんが距離を置く理由が分からなくて、






「ちゃんと言ってくれなきゃ分からない」







悔しい、







ジョングクくんは難しそうな顔をして




口を開いた。





でも聞こえた声の主は








JH
『A、忘れ物。しっかりしろよな〜』





「ハニちゃん…」






ジョングクくんじゃなかった。









ハニちゃんは私とジョングクくんを交互に見て







ニヤリと笑ってから、





JH
『明日も待ってるからな』







と頭ポンポンまで頂いて、






そんなの、照れるじゃん！？







赤くなった私を満足そうに見て




JH
『あれ、チョンも居たの？わりい気づかなかった』






なんて失礼極まりない言葉を吐いて戻っていった。









「ごめん、ハニちゃんあんな人じゃ無いんだけど…」








『…本当に腹立つ。』









空気が悪い…どうしよう








『テヒョニヒョンの誘い断ってあいつの所に

　行ってたんでしょ？』








「テヒョン先輩から聞いたの！？」







『…うん。』









あれ、交わる視線が すごく痛い。

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