地味メン

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次の日、教室に行くと



生徒で溢れていた。



なにこれ？



しかも、女の子ばかり。



イケメンでも転校してきたとか？







間をすり抜けながら教室に入ると





「うっそ……」





眼鏡をかけていない素のジョングクくん。






だから、女の子ばかりだったんだ。








分からないけど




幼稚園の頃大切にしてたおもちゃを横取りされた時と




似たような感覚。





私だけが、知ってれば良かったのに。









今まで見向きもしなかった女の子達が




ジョングクくんを囲んで質問攻め。









嫌だ。




なんか、ものすごく嫌だ。





心臓の辺りがムカムカして




一度入った教室をもう一度出た。









自分に嫌気がさす。





彼女でもなんでもないくせに






一丁前に近寄るな なんて思ってしまう。









一人で黙々と歩いていると




広げられた手や足に道を塞がれた。







まあ正体は分かってるんだけど。









「ハニちゃん、今そういう気分じゃない」





ユンジョンハン 先生。





本当にざっくり言うと親戚。






ハニちゃん呼びだし向こうは




JH
『お前がテンション低いとか明日雪だな』





お前呼び。機嫌良ければたまに名前呼び。









「うるさい、今からウジ先生のとこ行くの」







JH
『1限目からサボるのかよ…』






なんて呆れてるけど知らなーい！！









「ウジせんせー」





ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ





WZ
『お前ドア開けてから呼べよ』








「そんなのどーでも良くてさ、

　愚痴！聞いてよ」








WZ
『どうせ女子のだろ』





「そう！！ジョングクくんに群がってて」







思い出しただけでもムカムカする。









WZ
『なに、嫉妬？』





「な、はあ！？なんで私が」





だって… とか喋ってたけど





私はさっきからウジ先生の髪色が気になる。









「ウジ先生黒髪にしたんだね」






WZ
『うん、まぁ。』








白いお肌が強調されまくって…



超絶似合ってる……








「ピンクより好きかも」






WZ
『…はいはい』





どうでもよさそうな態度だけど







耳赤いの知ってるんだから 笑



「う〜たん」






WZ
『きもい』






ウジ先生といると落ち着く。









ユンギさん間違えてまた出しちゃいましたすみません

ユンギペンなもので…代役にセブチのウジくんを


使わせていただきました

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