地味メン

11 ページ11

・







しばらくすると



？
『ジョングガー！』




とてとて走って来たのはテヒョン先輩。









ああ、目の保養…





？
『ジョングガが女の子とサボりか…

　大きくなったね』






すごく親目線なのはジミン先輩。





TH
『名前なんていうの？









『Aです』







JM
『俺らに媚び売らない子って初めてじゃない？

　ジョングガが好きになるのも分かる！』









え、そんなに媚び売るもんなの？







『ジミニヒョン…？』





JM
『ごめんごめん！口が滑っちゃって』






TH
『えージョングガ好きなの？

　俺が狙おうと思ったのに〜』







「あはは」






ちょっとよく分かんない ！！




他愛もない話をしているとガチャとドアが開いた





JM
『ホビヒョン！

　ナムジュニヒョンにユンギヒョンまで！』









ユンギ、、ヒョン？







だるそうに歩いてくるのは確かにユンギ先輩。









「ユンギオッパ」






顔をあげるオッパ。







YG
『お前…なんでここに』





「ずっと、会いたかった」







他の先輩やジョングクくんは私達を黙って見ている。









YG
『ジニヒョンは、』





力なく首を振るとそうか…と呟いた。









私の兄、ジンオッパは事故で怪我をして




今も病院のベットで眠ってる。








ユンギオッパはジンオッパの親友。





YG
『見舞いでも今度行くわ』




「ありがとう」









それだけ言うと近くのベンチに横になって寝た。









TH
『A、お兄さんいるのー？』





「あ、はい」




HS
『ユンギヒョンとはどんな関係？』





「兄の親友であり恩人です」





そう言うとナムジュン先輩がジョングクくんの肩を





叩いてニヤニヤした。





ジミン先輩も




JM
『ジョングガ、ただの知人だって』







そう言ってジョングクくんを茶化した。








『はぁ…』




なんてわざとらしくため息を吐くものの





その耳は赤い。









TH
『ねえねえ！オッパって呼んで！！』






『ヒョンのいうことは無視して良いです』









ジョングガ冷たい！！と嘆きつつ




テヒョンオッパも嬉しそう。









なんだ、ジョングクくんちゃんと友達いるんだ。







安心したし、少し羨ましいとさえ思う。

12→←10

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す