偶然という名の奇跡 ページ37
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優「A、この後用事は？」
『なんもないけどなんかあるの？』
優「暇ならご飯でも食べ行かね？ってお誘い」
『…奢りなら行ってやろうではないか』
優「はぁ！？…まぁいいか。今日は奢ってやる」
『流石っすね、先輩』
優「先輩はあんただろ」
こんな感じに優斗に誘われて街へと繰り出したらね、
会えちゃったんですよ。
え？誰にって？
そんなの決まってるじゃん、
『しょーたくん！』
優斗が美味しいんだと教えてくれたパスタ屋さん。
そこに入ったらいました、私の大好きな翔太くんが。
阿「ねぇ、俺もいるんだけど」
『…見えてます。てか阿部ちゃん先輩のお陰で』
阿「知ってる、翔太から聞いたよ。ただ見えてますって何(笑)」
優「あー！もう！こいつがすみません、本当」
渡「A、ここ来る？」
『優斗！』
優「…はぁ、すみません。お邪魔してもいいですか？」
阿「優斗も大変だな(笑)いいよ、一緒ご飯食べよ」
優しい優しい阿部ちゃん先輩といつも通りの優斗のお陰で念願の！翔太くんとのご飯！
…余計なのがいるなんて思ってません、嬉しいです。
ただ二人だったらよかったなぁ…とは思ってます。
でもでも、そんな欲張りなこと言えないし何より二人だと喋れる自信がないからこれでいいんです。
ってことにしておきます。
渡「A、そういえばサマステのソロ何やるか決まったの？」
パスタを頬張っていれば翔太くんから思ってもない質問。
阿部ちゃん先輩も興味津々らしく、前のめり。
『未定だったんですけどこの間決まったんですよ』
優「何それ聞いてない！」
そりゃそうだ。
あの時優斗は居たけど最後の最後に来ただけで、大先生たちに
��リハのときのお楽しみにしよう��
って言われて私たち三人と一部スタッフさんだけの秘密。
『はしみずに相談して決めたんですけど二人がリハまでは内緒にしようって』
阿「あー…Aの事大好きな三人にも驚いてもらおうって事？」
『そういう事です！』
渡「へー…ちなみに何やるの？」
翔太くんはすっごい真っ直ぐな眼差しで見つめてくる。
いや、翔太くんでも言わないぞ！
と思ったけど勝てるわけもなくこっそり耳打ち。
渡「マジ？めっちゃいいじゃん。え、俺見に行こうかな」
『来てください！！絶対！』
阿「翔太が行くなら俺も行こうかなー」
『是非！』
優「まず俺に教えろってば！」
優斗がうるさいけど、気にせずパスタを口にした。
大好きな人が隣にいるご飯ってすっごく幸せ！
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翡翠(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます。現実に追いつくにはまだまだ先は長いですが、暖かく見守っていただけますと幸いです。美紀様もウイルスにはお気をつけください。温かいお言葉ありがとうございます、身に染みました。これからもこの作品をよろしくお願い致します。 (2020年5月21日 22時) (
レス) id: 2604510154 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 瑞稀君と涼君と優斗君寄りのオール寄りのオール担当です最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してますコロナウイルス流行ってるので気を付けてくださいね (2020年5月17日 15時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2020年5月16日 18時
