濡れ鼠は双蛇に喰われる

三又の蛇と濡れ鼠 ページ14

チアキにお腹を擦られて何分何十分経った頃
がちゃとドアが開く音が足元から聴こえた

ノーズ「ただいま」
チアキ「遅えーよ」
ノーズ「すまない少し混んでいてな」
チアキ「早く飯」
ノーズ？は紙袋をチアキに渡すとこちらに向かってきた

チアキ「なんか腹痛えだって」
ノーズ「そうか卵は食べれるか？」
こくんと頷く
ノーズ「そうかチアキもう少し頼めるか」
ハンバーガーを食べようと口を開けていたチアキに話しかける
チアキ「あ？またん〜…おけ」

数分経った頃
チアキはハンバーガーを完食しポテトを摘んでいた
チアキ「食べる？」
ポテトを差し出す
ノーズ「病人にそんなもの食べさすな」
ノーズ？は土鍋らしきものと茶碗とコップをお盆に載せたものを机に置く
チアキ「えー」
ノーズ「自分で食べれるか？」
A「うん」
久しぶりにあったかいご飯を食べた気がする
おいしいけどお茶碗一杯分でお腹が一杯になった
ノーズ「ふむ予想より食べれたみたいだなこれ薬だ」
錠剤を僕の手に載せ水を手渡してくれる
A「ありがとうノーズさん」
ノーズ「……チアキ名前を教えたのか？」
チアキ「そ」
ノーズ「そうか三又義ノズチカだよろしくな」
A「うん」

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