あなたが私を好きになるころに。 (ページ6)

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紫「帰ろAちゃ～ん」

「うんっ///」

紫「まだ慣れない？こういうの」

「逆になんでそんな慣れてるの？

あ、やっぱ今までいろんな人と…」

考えるだけでも嫉妬で狂いそう泣

こんなイケメン居たらほっとく女いないか

私みたいに。

紫「え、もしかしてヤキモチ？笑

俺が好きなのはAちゃんだけだから大丈夫」

「ｶｱーーーー/////」

さらっとこういうことを言うなんてずる過ぎる

よし！ここは私も負けじと。

「ねえ平野君…手、繋いで帰らない？」

上目遣いで聞いてみる。

紫「…へ？え、いいの？///」

案の定かっこいい顔が一瞬で真っ赤になって

照れさせること成功っ！！！！

って、私達バカップルかよ

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「あ、ここで大丈夫！ありがと。

なんか…寂しいね笑」

毎回私の家まで送ってくれる優しい私の彼氏さん。

いつもならここでお別れのはずが

紫「・・・」

なんだか今日は様子がおかしい

「平野君？」

手は離れることなく繋がれたまま。

玄関から家族が出てきたらどうしよ…

紫「Aちゃん、あんまり可愛いことしないで」

「え？」

紫「俺ばっかAちゃんのこと好きになってくから」