さとみの彼女は妹と偽って登場してきました。 (ページ6)

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さ「...！...！...栞！」

はっ！

『はい！牧野栞です！』

さ「...早く支度しろ。お前も手伝いに行くんだろ？」

手伝い...？

手伝い！

『I forgot！(忘れてた！)ヤバ！何時に出んの！？』

さ「10時でーす。」

『今9時半じゃん！What should I do！？(どうしよう！？)』

さ「どうしようとか言う前にまず動け。」

『りょ！てか、さとみって英語わかるんだね！』

さ「どうしようぐらいはわかるわ！馬鹿にするな！」

わー、ごめんなさーい！

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ーさとみの実家ー

ほっ、なんとか間に合った...。

‹ピンポーン›

お「はーい。」

さ「俺。」

お「ちょっと待っててねー。」

‹ガチャ›

お「いらっしゃい。ってまぁ！栞ちゃん！？」

『久しぶり、おばさん！』

お「まあ、大人になったわねぇ。長いこと会ってなかったわね。日本に帰ってきたの？」

『私が海外に行ったのが大学の終わりだから、４年ぐらい会ってなかったのかな？先週日本に帰ってきたんだ。今はさとみの家に仮住まいしてるの。大掃除するんでしょ？私も手伝いに来たよー！』

お「あら、ありがとね。さとみ、栞ちゃんを大事に出来てる？」

さ「出来てるよ。心配すんなって。」

お「それなら良かったわ。栞ちゃん、これからもさとみをよろしく。じゃ、掃除してもらおうかな！さとみは廊下を拭いて？栞ちゃんは窓をよろしく。私は掃除機をかけるわ！」

さ「おけ。」

『了解！I'll stick it！(頑張るぞ！)』

お「Good luck！Clean the window.(頑張ってね！窓、綺麗にしてね。)」

『Aunt can speak English！(おばさん英語出来るんだ！)』

お「I was studying English in college！(大学で英語を勉強していたからね！)」

なるほど！

さ「楽しそうなのは良いんだけど、俺わかんねぇから日本語で話してくんない？」

あ、ごめん！