さとみの彼女は妹と偽って登場してきました。 (ページ41)

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番外編④ ページ41

『ごめん！遅くなった！』

さ「平気。…あのさ。」

『どうしたの？』

さ「俺、やっぱ家帰るわ。」

『え、え、急にどうしたの！』

さ「なんか、嫌な予感して…。」

『だ、大丈夫だよ！多分…。』

さ「さっきから栞おかしいし、やっぱ帰ろう。」

『ダ、ダメ！』

さ「…なんと言われても俺は帰る。」

さとみはスタコラ歩いていってしまった。

や、やばい！

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家の前に着いて、さとみがドアノブに手をかけてしまった。

«ガチャ»

『ダメェ！』

莉、さ「「あ。」」

莉「うぇぇぇぇぇぇぇ！？！？！？え、な、なんで…！」

す－莉、さ「「「「どしたのー？…ああああああああぁぁぁ！」」」」

さ「お前ら何で人の家に勝手に入り込んでんだよ！」

『皆…ほんっとにごめん！！！！』

さ「栞もグルなのか！？」

ええい、もうバラす！

『さとみ！誕生日おめでとう！！！！』

す－さ「「「「「お、おめでとう！」」」」」

さ「…は？え、は？」

『さとみを外に連れ出してる間に皆に鍵渡して部屋飾ってもらってたの。なのにさとみが帰っちゃうから…。』

さ「あ、そゆこと。」

『皆、まだ料理とか完成してないよね…。』

こ「もうちょっとだったんどけどね。」

る「もうバレちゃったし、もうパーティー始めません？」

な「そうしよっか。」

皆、ごめんね…。