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『ごちそうさまでしたー!いや〜、やっぱりおばさんの料理は世界一だね!』
お「あら、お上手だこと。」
『wwww』
‹プルルルルル、プルルルルル›
ん、電話だ。
相手は...るぅちゃん?
珍しいな、どうしたんだろ。
『もしもし、るぅちゃん?』
る「あ、栞ちゃん?」
『るぅちゃんから電話なんて珍しいね。なんかあった?』
る「あ、えっと栞ちゃんがすとぷりのファミリーになるかの話で...。栞ちゃんはどうしたいと思ってるのかなって思いまして。」
『あ〜。んっとね、ほんとのことを言うと、全っ然考えてないんだよねw。まあ、今んとこは出てみたいなぁとは思ってるけど。』
る「なるほど。まだ、決まったわけじゃないですけど、出たときは祝福として、曲を贈りたいなって思ってるんです。どういう曲が良いですか?」
『え、そんなのいいよ!出れるだけで充分なのに、曲までなんて!』
る「いえ!ダメです!絶対です!メンバー皆と決めたんです。栞ちゃんが、出てくれたら一人一人プレゼントを贈ろうって。」
『えー、そんなのいいのに。私は皆に会えただけで嬉しいんだよ?』
る「...栞ちゃん、こっちに帰ってきたの、僕たちに"アレ"を頼みに来たからですよね。」
!?
『なんで、知って...?』
る「僕たちを舐めないでください。ほんとはまだ帰ってくる気じゃなかったんですよね。」
『...さとみは、知ってるの?』
る「さとみくんには、まだ言ってません。栞ちゃんをすとぷりのファミリーにしようって言ったのも、栞ちゃんがあんな思いをしてるのを飛ばしてあげようってなーくんが言ったからなんですよ。」
『...そう、なんだ、ね。』
る「そうですよ。」
『るぅちゃんごめん、私、すとぷりのファミリーにならないかも。』
る「え、それどういu‹ツー、ツー›
...つら。
さ「誰から?」
さとみには、気づかれないようにしなきゃ。
『るぅちゃんから!曲のアイデアがでてこないから、海外にいたときの話教えてーって。』
さ「ふ〜ん。」
『おばさーん、私、もう寝ていい?なんか、眠くなってきて...。』
お「じゃあ布団敷いてくるわね。」
さ「俺のも敷いてきてー。」
お「はーい。」
さとみ、寝るの私に合わせなくていいのに。
さ「なにかあった?」
『え?なんもないけど。』
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作者名:いちごチョコ。.:*:・'°☆ | 作成日時:2021年7月26日 17時