真夏の少年 ２

・3話続き ページ1

道史「何で悟は俺じゃないって主張しないんだよ、大人に任せたって何も変わらないからな？

大体さ150円カツアゲされたくらいで人は死 なないだろ？

俺たちはもう大人の言いなりにならない！声をあげんだよ！変えようぜ？」

竜二「よしっ！わかった！」

悟にかけた道史の言葉に竜二が答えた。

悟「なんでお前が言うんだよ！」

竜二「そうでもしなきゃな…無期停のまんまだぞ？ここは道史に任せようぜ？

俺たちみたいなバカは優等生に任せるのが1番なんだよ」

道史「まず退院した財前に真相を確かめるんだよ！」

悟「母親のガードが固くて合わせてくれないんだよ…」

道史「じゃあ…俺が母親の気を逸らすから…その隙に突入すればいい」

竜二「おぉ！！」

篤「やろう」

道史の言葉に竜二と篤も賛同する。

竜二「それ…俺が考えた事になんねぇかな？」

悟・篤「「なんねぇよ」」

悟「道史ありがとう！やってみる！」

そう言うと4人は円陣を組み、気合いを入れ始める。

『(男の友情って…いいな)』

4人を見つめながら内心そう思うAであった。


道史「自由を勝ち取るぞ！！」

道史が気合いを入れた時だった。
扉が思いっきり開かれる。

『…うそっ』

Aは扉を開けて入ってきた人物を見て驚きを隠せない。

悟達も扉の方を振り返った。

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