私、自分嫌いなんで５【俺のスカート、どこ行った？】

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｢校長を辞任させて…自分が校長になるため…？｣

田中｢原田先生を利用してって…事ですか｣

そして、長井は何かを考えつつ頷き

長井｢分かりました…｣

東条｢のぶおをクビにすんだろ？｣

若林｢どうにかなんないかな？クビにしたくないんだけど…｣

長井｢今…その話をしていた所です。校長と原田先生…2人の処分の撤回を求めるには、マスコミに事情を説明して…この処分が本当に相応しいかどうか…署名を集めたいと思います！｣

若林｢署名…？｣

長井｢それには、私たちだけではなく…しっかりとなぜこのような事態が起こったのかと言うことを…明智くん…。貴方にも話して貰わなければいけません。｣

長井は、明智の目を見て告げた。

長井｢校長は明智くんの事を思って、経緯をお話することをためらっていましたが…世間が納得するには…｣

明智｢ためらう必要ねぇよ…全部話す！本当の事だし…｣

明智は微笑みながら言い切った。

長井｢ありがとう…！最初から相談していれば…良かったかも知れませんね…｣

明智｢大人ばっかで考えんなよ…未成年頼ってもいいんじゃねぇの？｣

長井｢では、明智くんに経緯を説明してもらって、世間では悪とされてる原田先生の処分が本当に適切がどうか判断して貰いましょう！
いかがでしょうか？皆さん！

このまま校長と、原田先生が辞めてもいいと思いますか？
正義と言うものは…振りかざして相手を傷つけるものではないと思います！｣

生徒達も長井の言葉に君澤安堵の笑みを浮かべる。

｢署名…集めましょう！｣

｢しょうがないね…皆！やるんでしょ？｣

｢いっちょ…やりますか！｣

先生達も署名に賛同してくれた。

明智｢やるぞ皆！｣

明智も生徒達に呼びかけ、皆も署名に賛同する。
そして、署名用紙…10万人分を持って活動が始まった。

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