私、自分嫌いなんで５【俺のスカート、どこ行った？】

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原田｢なにこれ！？すっごい飾りじゃない？｣

原田が教室に入った途端皆は笑顔で原田に近づいていく。

原田｢教卓ダサくない？明智でしょ？センスなっ！｣

教卓に貼ったカラーテープを見て本音を零す原田。

明智｢うるさっ笑｣

君澤『私もやったんだけど……』

明智も思わず言い返し、君澤は少しショックを受ける。
そして、原田は黒板に描かれた自分の似顔を見る。

原田｢あら…これ、あたし？もーちょっとクリソツに描いて欲しかったわね…あたしもうちょっと目大きいでしょ？｣

若林｢いや…目のサイズ一緒だと思うけど…｣

原田｢まぁでも…あたしがプロデュースした文化祭のバーに比べるとしょぼいけど…頑張ったほうじゃない？｣

｢何様だよ…笑｣

原田は教卓に手を付きバックを置いた。

原田｢元気か？皆！｣

明智｢言うほど時間経ってねぇーよ！｣

原田｢そのとぉ〜り♡｣

明智に人差し指を近づけた原田。
そして、明智の隣にいた君澤の存在に気づく。

原田｢あら、君澤来れたの？｣

君澤『来れたのって…笑 来たよ！もちろん』

原田｢あたしが東条に言ったのよ？｢あんた達三銃士でお姫様助けに行きなさい！｣ってね｣

君澤『三銃士…お姫様……？』

原田｢そうよ？…どうしたの？何か変？｣

君澤『あぁ〜……笑』

笑って誤魔化す君澤。
東条は誤魔化すように視線をそらすも川崎にニヤニヤしながら背中を叩かれていた。

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