私、自分嫌いなんで５【俺のスカート、どこ行った？】

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昼休み…東条は1人に屋上にいた。

すると屋上の扉が開き明智と若林が出てくる。

明智｢あ…いた｣

若林｢ほらね！｣

明智｢おい、東条！1人で飯食ってんじゃねぇーよ！｣

明智と若林が早足で東条に近づく。

若林｢いつものぶおとかと、ここで食べてから…ここにいると思った！｣

明智｢なに？こっから飛び降りようとしてたの？｣

東条｢フッ笑 若林じゃねぇんだから…飛ぶわけねぇだろ笑｣

若林｢うわ…そう言えば僕…こんな高さから飛び降りたんだ…｣

若林は改めて飛び降りた時の自分の気持ちを思い返す。高さを見返して恐怖が蘇る。

明智｢飛び降りたの懐かしい…｣

若林｢いや…飛ばせたじゃん！｣

明智が懐かしそうに思い出しているのを見て、若林は思わずツッコむ。

明智｢いやそれ、のぶおだから…てか、自分で選んだんじゃんここ…｣

若林｢うっ…確かに…｣

明智に言い返され負けて認めた若林。
なぜが並ぶように座った3人。

明智｢どうした東条…｣

東条｢…なにが？｣

明智｢さっきなんか、変だったから…｣

東条｢別に…｣

明智｢お前さ…俺には頼れとか信頼とかなんか、言うくせに…自分は頼んねぇのな……あいつと一緒じゃん｣

東条｢っ…別にそう言うわけじゃないけど…｣

若林｢なになに？？｣

東条｢なんか…納得いかねぇなって…｣

東条は渋々口を開いた。

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