9 ページ10
そして、再テストが始まる。
世界史のテストを回収していた君澤が、光岡の回答用紙を回収すると、前よりも正確に答えが書いてあったのを見て少し微笑んだ。
残り、数学と国語のテストを明日に控え、今日の再テストは終了した。
みんなが帰り支度を始める。
明智も簡単に荷物をまとめて教室を後にした、
その様子を見た若林も明智の後を追う。
1人歩く明智に後ろから声をかけた若林
若林「明智っ!」
若林に呼ばれた声に足を止めてゆっくり振り返る。
明智「なに?」
若林「原田先生に…1つ言うこと聞いてもらうって……何をお願いすんの?」
明智「まだ決めてないけど……」
若林「早く帰りたいの……バイトしてるからでしょ?」
若林の言葉に明智は微動打にせず
若林「僕見ちゃったんだよね……うちの学校バイト禁止じゃん?でもいいよ!……黙っててあげる……君澤さんも知らないんでしょ?」
若林が言うも明智は
明智「馬鹿じゃね?君澤の名前出して……それで俺がかけ辞めるかもとか思った?……お前あんま調子乗んなよ?」
そう言い捨てると明智は行ってしまった。
若林はやるせない気持ちのまま、しばらくの間その場所から動く事が出来なかった。
君澤が教室で荷物をまとめていると川崎が声をかける。
川崎「Aっ!一緒に帰ろ?」
君澤『…うん』
と言いながらもベランダで仲良さげに話す光岡と今泉に視線が行く。
結構、今日も話が出来ずに君澤は川崎と教室を出た。
1188人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神楽 - あと。小説面白いです!更新頑張ってください! (2019年5月29日 22時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - いえいえ。呆れられたのかと思って心配しましたw戻ってきてくれてありがとうございます! (2019年5月29日 22時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - 神楽さん» ご心配をおかけしてすみませんでした泣 (2019年5月26日 0時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - それにしても。専門学生ってすごい! (2019年5月25日 18時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - ぱみさん最近喋らないなぁって思ったら、そういうことだったんですね! (2019年5月25日 18時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぱみ | 作成日時:2019年5月4日 23時