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再テストの日。

今日になっても再テストをする羽目になった元の光岡の悪口は止まらない。
光岡も席に着く。

周りの生徒は口々にテストへの不満をもらす。

その言葉が光岡の耳にしつこく響き渡り、何度も何度も再生される。
光岡も耳を塞ごうと思えば塞げるが、塞ぐまもなくたくさんの声が届くのだ。

そんな光岡を見かねて…君澤が声をかけようとするも今泉が誰よりも先に光岡に声をかけた。

今泉「おはよ〜ちゃんと勉強した?」

光岡「うん…ノートありがとう…助かったよ」

今泉と光岡の会話に少し驚きつつも、君澤は静かに自席に腰を下ろした。

君澤『…(光岡……今泉さんのノート借りたんだ…)』

昨日、自分の元に帰ってきたノートを見つめた。そして、おもむろに立ち上がり、駒井の所へ向かう。
駒井は勉強を諦めたのか、牛久保達とふざけていた。
そして、君澤が近づいてきたことに気づいた駒井は緊張のあまり立ち上がった。
君澤もそんな駒井を見て中々声を出せずにいたが

君澤『あのさ……これ…遅いかもしれないけど…ノート…』

と言って数冊のノートを駒井に渡す。
その君澤の行動に駒井も戸惑いが隠せない。

君澤『……貸してほしいって言ってたから……。あと……この前は…イライラして…駒井に当たって…ごめん』

君澤が小さな声で言うと、駒井の顔が段々と笑顔に代わり、君澤からノートを受け取った。

駒井「君澤〜〜っ!やっぱお前女神だわ〜」

と言って抱きつこうとするから、君澤はヒラリと避ける。

君澤『…いや抱きつかないで』

いつものクールな君澤に牛久保達も思わず駒井を見て笑う。

明智がそんな様子を見ながら口元に笑みを浮かべた。ただ1人は…少し寂しそうな表情でいた…東条だ。君澤が駒井達と笑う姿を見て酷く胸を痛めた。

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神楽 - あと。小説面白いです!更新頑張ってください! (2019年5月29日 22時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - いえいえ。呆れられたのかと思って心配しましたw戻ってきてくれてありがとうございます! (2019年5月29日 22時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - 神楽さん» ご心配をおかけしてすみませんでした泣 (2019年5月26日 0時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - それにしても。専門学生ってすごい! (2019年5月25日 18時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - ぱみさん最近喋らないなぁって思ったら、そういうことだったんですね! (2019年5月25日 18時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱみ | 作成日時:2019年5月4日 23時

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