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ある日、明智が1人お手洗いから戻っていた時
教室から出てきた駒井に話しかけられる。

駒井「明智便所行こうぜ」

明智「今行っちゃったもん笑」

駒井「え〜〜なんで行っちゃうんだよ」

明智「行きたかったからだよ」

駒井「お前、誘ってよ!」

明智「ごめん笑」

駒井に謝りながら教室に入った明智。
後ろの扉から東条が出てきて、駒井に話しかける。

東条「駒駒っ!便所行こうぜっ!」

東条が近づくと駒井は苦笑いをしながら言った。

駒井「あ…笑 また今度な笑」

東条「便所にまた今度ってなんだよ笑」

東条がそう言うも駒井は

駒井「ほんと、そーゆうノリとかじゃないから笑 …じゃっ!」

と言って教室へ戻ってしまった。
1人廊下に残された東条は、俯きながらも1人でお手洗いの方へ行ってしまった。
その様子を扉の影から川崎が心配そうに見つめていた。

そして、そんな川崎を見ていた君澤。
帰ってきた駒井に声をかける。

君澤『駒井…お手洗い行ったんじゃないの?』

すると、少し目を泳がせた。

駒井「いや…やっぱする気なくした笑」

牛久保「なんだよそれ笑」

君澤『……』

下を向く君澤に明智が声をかけた。

明智「…なにイライラしてんの?」

君澤『は…?別にしてないけど……』

明智「してんじゃん…笑」

君澤は明智から視線を逸らした。
すると、今度は駒井が君澤に声をかける。

駒井「そうだよ〜せっかくの美人顔が台無し〜」

駒井がそう言った瞬間、君澤は机にバンッと手を付き立ち上がった。
近くにいた生徒達も思わず振り返る。
そして、今までにないくらい冷たい声が響く。

君澤『…黙ってよ…てか、余計なお世話』

君澤の怒りがこもった言葉に駒井は、唖然とする。すると、明智が少し笑って

明智「…駒井……怒らせちゃったね〜笑」

なんて言うもんだからクラスのみんなも思わず笑う。

君澤は、そんな空気が嫌になって川崎の横を通り過ぎて教室を出た。

川崎「Aっ…!」

川崎の呼び声も無視してお手洗いの方へ向かった、前から東条が来たが君澤は東条をも無視して扉を閉めた。

東条「…君澤?」

東条の声も虚しく響いた。

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神楽 - あと。小説面白いです!更新頑張ってください! (2019年5月29日 22時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - いえいえ。呆れられたのかと思って心配しましたw戻ってきてくれてありがとうございます! (2019年5月29日 22時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - 神楽さん» ご心配をおかけしてすみませんでした泣 (2019年5月26日 0時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - それにしても。専門学生ってすごい! (2019年5月25日 18時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - ぱみさん最近喋らないなぁって思ったら、そういうことだったんですね! (2019年5月25日 18時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱみ | 作成日時:2019年5月4日 23時

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