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そして、1時間目、2時間目とテストが続いていく。

世界史の時間……明智が光岡の方を見ているのに気づいた君澤も視線を光岡に移した。

テストが終わり回収の時も明智は光岡から視線を逸らさなかったため、君澤は少し不信感を覚えた。

放課後…
駒井、牛久保、明智達はいつものように話している。

駒井「全然ダメだったぁぁぁっ!」

明智「どこがダメだったの?笑」

駒井「何がダメだったか分からないぐらいっっ!」

明智達が話をしているが、そこに東条はいない。東条は荷物をまとめると立ち上がり明智の方を振り返る。

明智「だっせ〜笑」

牛久保「つうか、明智いつ勉強してるの?まじ!」

明智「普通に授業勉強しとけばわかるよ」

東条は明智から目をそらすと、何も言わずに教室から出ていった。
君澤も心配そうに東条を目で追った。
そして、後ろから声をかけられていたいた事に気づけず、肩に手を置かれて振り返る。

明智「ぼーっとしてたでしょ笑」

明智に笑われて我に返った。

君澤『ごめん……なんか用事あった?』

君澤が聞くと駒井が今にも泣きそうな顔で近づいてきた。

駒井「なぁ〜〜君澤〜もうお前しかいないわ!頼むっっノート貸してくれっ」

と泣きつかれる始末。

君澤『真面目に授業受けなって…』

そう言いながらバッグを漁る君澤は、ふとノートを光岡に貸したことを思い出した。
そして、もういない光岡の席の方を見つめた。

君澤『……家だ…ごめん』

君澤がそう言うと駒井の顔が絶望色に染まる。

駒井「ァァァァァっ泣」

明智達は笑っている。

君澤『じゃあ…帰るねっまた明日』

明智達にさよならを言って教室を後にした。

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神楽 - あと。小説面白いです!更新頑張ってください! (2019年5月29日 22時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - いえいえ。呆れられたのかと思って心配しましたw戻ってきてくれてありがとうございます! (2019年5月29日 22時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - 神楽さん» ご心配をおかけしてすみませんでした泣 (2019年5月26日 0時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - それにしても。専門学生ってすごい! (2019年5月25日 18時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - ぱみさん最近喋らないなぁって思ったら、そういうことだったんですね! (2019年5月25日 18時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱみ | 作成日時:2019年5月4日 23時

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