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次の日の朝、光岡はまたも壊れた門の近くにいた。後ろから里見が来て声をかける。
里見｢今日も帰るの？｣
光岡が振り返る。
里見｢間に合ったんだから行けば？｣
光岡｢いや…でも｣
里見｢今日テストだよ？｣
里見がそう言うも光岡は1歩を踏み出さない。
里見｢そんなに行きたくないの？本当に留年しちゃうよ？それに、あんたのクラスめっちゃ面白いし行けば？｣
光岡｢別に面白いとか面白くないとかじゃないんで…｣
里見｢面白いと学校行きたくなんない？｣
里見は光岡にそう言う。
里見｢てか、なんでいつも遅れるの？｣
里見が聞くと
光岡｢今年から…妹と弟を保育園に送り迎えし始めて…｣
里見は光岡の話を聞きながら、今まで遅刻していた経緯を知った。
そして、光岡の手を取り無理やり学校の中へと連れていった。
一方で教室では……
東条が、自席でケータイをいじる明智を見つめていた。そして、話しかけずそのまま席に着く東条。
その様子を見ていた牛久保と駒井。
駒井｢最近、明智と東条喋らなくなったよな…｣
牛久保｢確かに｣
駒井｢なんで？｣
牛久保｢知らない｣
君澤『…』
君澤もそんな明智と東条を見つめた。
そこに原田と田中が入ってくる。
そして、少し遅れて里見が来て、誰かを無理やり教室に入れた。
君澤『…えっ…！？』
君澤は、その生徒を見て小さく声をもらす。
駒井｢光岡だ！｣
生徒達もざわめき出す。
｢光岡くん、久しぶりっ何してたの？｣
光岡｢ちょっと…｣
光岡の戸惑う様子を見かねた田中が席へと誘導する。しかし、原田が光岡の前に立ち
原田｢あんたが光岡？｣
と声をかける。
原田｢はじめましてよね？原田のぶおです。よろちくび〜、なんであんた学校来なかったの？｣
光岡｢まぁ…弟と妹がいて面倒見なくちゃいけなくて…｣
原田｢あら大変ね、今日は？テストだから？｣
光岡｢間に合ったんで…｣
原田｢そうっ！じゃあもう大丈夫ね！｣
光岡｢多分…｣
そう言って光岡は自分の席に向かう。
里見もその様子を見て教室を後にした。
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神楽 - あと。小説面白いです！更新頑張ってください！ (2019年5月29日 22時) (
レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - いえいえ。呆れられたのかと思って心配しましたw戻ってきてくれてありがとうございます！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - 神楽さん» ご心配をおかけしてすみませんでした泣 (2019年5月26日 0時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - それにしても。専門学生ってすごい！ (2019年5月25日 18時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - ぱみさん最近喋らないなぁって思ったら、そういうことだったんですね！ (2019年5月25日 18時) (レス) id: 9a87ed0901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱみ | 作成日時：2019年5月4日 23時
