検索窓
今日:1 hit、昨日:24 hit、合計:855,095 hit

11 ページ43

若林は、原田と屋上でお昼を食べながら…先程の出来事を話す。

原田「ふ〜ん、東条案外暑いんだ…」

原田は、自分のお稲荷さんを食べながら若林の話に耳を貸す。

若林「うん…」

原田「でも仲良いんでしょ?あいつら…」

若林「仲いいよっ!中学は…同じサッカー部だったけど……東条は怪我で辞めた…。明智は…怪我とかしてないけど…辞めてたね」

原田「ふ〜ん、部活やってたんだ〜あいつら」

したの平場では東条と駒井が話しているところに、明智とパンを片手に持った君澤が来た。
駒井は、東条の話の途中で明智に駆け寄り…ラップしながらリフティングしようともちかけた。

君澤は、そんな明智達から少し離れて、東条の所へ歩いていった。

君澤『ごめん…なんか話してるとこ邪魔した?』

東条「…別に」

東条は、楽しそうにリフティングをする明智達から視線を逸らした。


若林「明智が辞めたの…東条は気に入らなかったみたい…」

原田「明智はなんで辞めたの?」

若林「本人は…"飽きた〜"とか言ってたけど…本当の理由はどうだろうね…わかんない…。それに…君澤さんも…」

原田「え?君澤もなんか関係してんの?」

若林「えっと……でもあんまり詳しくは……知らないから…」

原田「辞めなきゃならなかったのかな…」


楽しそうに駒井や牛久保達とリフティングをする明智を東条は少し睨むようにして見ていた。
君澤は、そんな東条を横目に明智を見て、

君澤『…なんか、今日はお呼びじゃないみたいだし…先に帰ってるね』

東条「え…」

君澤の言葉に視線を上げるも君澤は誰にも目もくれず中庭を離れていった。
東条は、歩いていく君澤の背中を見つめながら自分の髪の毛をクシャりと握った。

12→←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (226 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1119人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぱみ(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます!リクエストもお待ちしております! (2019年6月3日 0時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 番外編、とってもおもしろかったです! (2019年5月19日 23時) (レス) id: 01167813ca (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - 匿名さんさん» ご指摘ありがとうございます。修正致しました。 (2019年5月9日 22時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん - 9のところレズビアンですよ 勝手に口出ししてすみません (2019年5月7日 9時) (レス) id: a77687e7d9 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - summer1374さん» ご愛読ありがとうございます!よかっです笑笑 また、リクエストがありましたら…よろしくお願いします! (2019年5月6日 17時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぱみ | 作成日時:2019年4月20日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。