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君澤が昇降口で靴を履き替えていた時、ちょうど後ろから若林が来て目が合う。
若林｢…君澤さん｣
『……』
君澤は視線を逸らして急いで帰ろうとする。
若林は慌てて君澤のバッグを引っ張って制した。
若林｢ま、待って！君澤さんっ！｣
『…なに』
若林｢あの……この間のこと…｣
若林が静かにバッグから手を離した。
若林｢君澤さんが……"今が変わる時なんじゃない？"って言ってくれた事…｣
『あぁ……あの話？別に…ただ』
若林｢僕はっっ、嬉しかったから…！｣
若林の思わぬ言葉に、君澤は振り返る。
若林｢僕の中で…君澤さんは……"憧れ"だから……！！僕からしたら…めちゃくちゃ…すごい人だって思ってるっ！｣
君澤『…若林』
若林｢…だから……っ、"空気悪くなる"なんて、思わないで…っ？｣
君澤『…聞いてたの？笑』
君澤が少し微笑んで聞き返すと、若林が少しあわて始める。
若林｢え、あっ！ち、違くて…き、聞こえちゃっ…て？｣
誤魔化し方がバレバレの若林に、君澤は笑を零した。
君澤『なんか…変わったね…笑』
若林｢…のぶおと……君澤さんの…おかげ笑｣
なぜか二人の間に笑いが起こる。
そこに、君澤を心配して追いかけてきた東条が来た。しかし、君澤と若林が楽しそうに笑う姿を見つけ、話しかけようとした声をぐっとしまい込む。
君澤と若林も東条には気づいていない。
若林｢…一緒に帰っても…いい？｣
君澤『ん〜……ダメ』
若林｢えっ！？｣
思わぬ言葉に若林が驚く
君澤『嘘だよ…笑 いいよっ』
君澤がそう言うと嬉しそうに笑って急いで靴を履き若林と君澤は楽しそうに話しながら帰って行った。
東条は2人を見送りながら……笑顔で若林と話す君澤を思い出しながら、手にぎゅっと力がこもった。何事もなかったかのように、教室へ戻った。
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ぱみ(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！リクエストもお待ちしております！ (2019年6月3日 0時) (
レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 番外編、とってもおもしろかったです！ (2019年5月19日 23時) (レス) id: 01167813ca (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - 匿名さんさん» ご指摘ありがとうございます。修正致しました。 (2019年5月9日 22時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん - 9のところレズビアンですよ 勝手に口出ししてすみません (2019年5月7日 9時) (レス) id: a77687e7d9 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - summer1374さん» ご愛読ありがとうございます！よかっです笑笑 また、リクエストがありましたら…よろしくお願いします！ (2019年5月6日 17時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱみ | 作成日時：2019年4月20日 23時
