【BTS】ビジネス？いいえ、ガチです。【男主】

Vエプ 2 ページ5

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コンコン、と控えめなノックに返事をすればジナが部屋に入ってくる

「いらっしゃい」

JN「ヨロブンアンニョンハセヨー！」

＞ヒョンコンビだ！

＞ジンあんにょん

「椅子用意してくる」

ジナの座る椅子を用意するため席を立つ

カメラに映らない範囲だからさり気なくジナの手を撫でる

何か言いたげな顔で俺を見るけど、Vエプ中だから文句言えないなぁ

椅子を横に置いてついでに冷蔵庫から持ってきた飲み物を渡す

JN「シウ氏気が利くね」

「優しいだろ」

JN「それ言ったら台無しㅋ」

ケタケタ2人で笑いながらコメントを眺める

＞2人で愛嬌して〜！

「ジン氏が俺の分もやるよ」

JN「シウが愛嬌苦手なだけでしょ」

そう指摘すると真顔でジンの顔を見るシウ

あぁ、ジナの顔は今日もかっこいいとニヤケそうになるのを堪える

お前が好きすぎるおかげで表情管理が上手くなったよ

JN「ヤ〜僕の次にハンサムだねㅋ」

「俺のがハンサムだよ」

茶番をやりながらもコメントを読み上げたのにやらないわけにはいかない

「ジナお手本見せて」

JN「ん〜♡」

カメラに向かい両手を頬にそえて微笑むジナ

可愛いに決まってる

コメントの流れが一気に早くなって、誤魔化せたと思ったらジナが俺の事を見る

JN「はい、シウもやって」

ほらほら、と頬を突いてきて鬱陶しい

「俺に可愛らしさ求めりても…」

愛想の悪い俺には難しい事だ

JN「シウヤも出来るよ、ハナ ドゥル セッ」

「ぅ…ん〜……」

ジナの真似をして頬を両手にそえて笑ってみる

JN「……」

＞シウの愛想貴重だ！！

＞顔良すぎて辛い

＞頑張って偉い

普段なら窓拭き笑いしそうなジナが何も言わないし、コメントで変な励ましをしてくるから

恥ずかしくなってそのまま両手で顔を隠した

「ヤ〜…無理だよ…」

「というかジナ何か反応してくれよ！」

お通夜みたいな雰囲気になってしまうだろ

JN「フハハハッㅋㅋㅋ」

そんな俺を見て耐えてたのか突然笑い出すジナ

「さいあくㅋㅋㅋ」

＞2人で仲良く窓拭きしとるㅋ

つられて俺も笑いながらジナの肩を叩いた

JN「笑い疲れたのでもう終わります」

「ジナのせいな」

JN「ヤー！さっきから僕のせいにしすぎない？」

「皆またね、あんにょーん」

JN「あんにょ〜ん」

無視して終わりの挨拶をすれば、ジナも気に止めることなく挨拶をする

カメラを止めてふぅと一息つく

「明日のリハ何時集合だっけ」

JN「7時」

時計を確認すればまだ寝るには早い



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