【BTS】ビジネス？いいえ、ガチです。【男主】

視界 ページ13

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−JNside

2日間に分けて行われるジャケット撮影

1日目である今日は室内でMV風のセットをバックにするらしい

今はシウヤがソロで撮影中、グレーの上着にVネックの黒いTシャツと赤茶色のダメージ加工ジーンズ

デザインがシンプルだからこそ、スタイルのいいシウヤの良さを充分引き出す

カメラ監督にアドバイスされながらポージングをして、回数を重ねる事に魅力は増していく

「ヤー…シウヤカッコいいね」

JK「惚気けるなら他を当たってください」

いつの間にか隣に座っていたジョングガにびっくりして体がはねる

「いつからいたの？！」

JK「シウヒョンの撮影始まってから少し後です」

決して短くはない時間横にいたと言うのに全く気づかなかった

それ程シウヤの事に夢中だったのか、そう思うと恥ずかしい

SF「シウ氏、もう少し危うい感じのいける？」

SH「いいですよ」

カメラ監督のリクエストを聞き入れ、表情がガラリと変わる

数回フラッシュと同時にシャッターがきられて画像がモニターに映し出される

それを覗き込む僕とジョングガ

目を少し細め口はしを舐めて妖質微笑むシウヤ

不意に思い出したのは昨晩のシウヤの姿、熱に乱れる僕を見て舌なめずりをする癖がある

ゾクリと背中に走ってはいけない感覚がして

無意識のうちにジョングガの目元を隠す

これはあれだ、子どもが見たらいけないやつだ

JK「ヒョン！何するんですかっ」

だが筋肉うさぎは人の気も知らず剥がそうと暴れる

「ヤー暴れるなよぉ！」

SH「2人で何やってんの？」

突然背後からの声かけに驚いてビクッと体をふるわせれば、その隙にマンネが抜け出してしまった

JK「わぁ、シウヒョンセクシー！」

SH「そう？」

ジョングガがモニターを見て言うと、同じく画像を見つめてシウヤは首を傾げる

SH「ジナ、この俺どう？」

こちらを振り向いてなんと感想を聞いてきた

「い、いいと思うよ」

SH「ふーん…」

SH「あ、グガ。監督が次呼んでたよ」

JK「いってきます！」

興味なさそうな反応をしたけど、グガに声をかけたから大丈夫だろうと思う

シウヤは着ていた上着を脱いで何故か僕に被らせてきた

「何？？」

視界がいきなり悪くなって、何がしたいのか理解出来ない

SH「ジナ、シてる時みたいな顔になってる」

上着越しに耳元でそう囁かれた

「ふ、ぇ…っ」

SH「もしかして物足りなかった？」

薄暗い被せられた上着の中、鮮明に思い出してきてしまって勝手に体が熱を帯びる




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