その感情の答え 2 ページ30
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−JHside
SH「…」
JN「…」
「…」
NJ「…」
………え、気まずっ
ヒョン達どうしたの?仕事中ならわかるけど今は宿舎だし、僕とナムジュナ以外出払ってるからいつイチャイチャしだしてもおかしくない
なのになんで2人共お互い無言なうえに、僕とナムジュナ挟んで距離取ってるのさ!!
NJ「ヒ、ヒョン達明日はオフですけど…どこか出かけたりするんですか?」
SH「さぁ…」
JN「知らない」
ドライすぎるヒョン達の返答にナムジュナがカウンターを受けてしまった
ナムジュナ、大丈夫!僕は味方だよ!!
JN「僕部屋でゲームしてるから」
それだけ言い残してジニヒョンはリビングから出る
シウヒョンがそんなジニヒョンの背中を横目で見ている事に気づく
その表情がやけに暗くて、なんだか放っておけなかった
「ヒョン…もしかして喧嘩でもしました?」
SH「…喧嘩、なのかな」
普段から表情の変化が乏しいヒョン、こんなに弱っている所を見せるなんて珍しい
NJ「何かあったんですか」
SH「お前らに話して良いことなのかわからない…」
「ヒョン達が本気で付き合ってるのくらい、わかってますよ」
シウヒョンはゆっくり僕とナムジュナの顔を見て、決心したかのようにおずおずと口を開いた
SH「ジナが俺の知らない奴に触られてる所見て、それを見たらなんか、こう…胸のあたり?がモヤモヤしだして…」
ぎゅ、とTシャツの胸元あたりを掴んで首を傾げるヒョンに面食らう
SH「それをジナに伝えたかったけど、上手く言えなくてジナを怒らせた…んだと思う」
物憂つげな様子で話すこのヒョンをどうしたらいいものか
ナムジュナに目配せすればお互いに頷き合う
「ヒョン、それたぶん嫉妬です」
SH「………しっと?」
キョトン、なんて単語が似合いそうな顔をするヒョン
あぁやっぱり自覚なしと項垂れる弟達
NJ「嫉妬したことなかったんですか?」
SH「無いな」
彼の生い立ちを知っているメンバーなら、彼がどうしてその様な感情を抱かずに過ごしてきたかが容易に想像出来た
SH「…どうしたらジナとまた一緒に居られると思う」
頼る事自体滅多にないあのヒョンが…!!
嬉しさに思わず笑みを浮かべながらこう答えた
「素直に言えばいいと思います!」
NJ「ジニヒョンならわかってくれますよ」
SH「そうか…、ありがとな2人とも。ジナの部屋行ってくる」
そうしてリビングを出たヒョンの背を弟達は見送った
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てん(プロフ) - オバDさん» リクエストのコメントありがとうございます。ご期待に添えるよう精進致します! (2022年5月10日 23時) (レス) @page43 id: 5c64bbcccf (このIDを非表示/違反報告)
オバD(プロフ) - 2人がどっちかの部屋で甘々イチャラブしてる話をお願いしてもいいですか? (2022年5月10日 19時) (レス) @page43 id: b8ec8af904 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - taejinさん» コメントありがとうございます。作品を気に入って頂けてとても嬉しく思います。リクエストも助かります。ご期待に添えるよう頑張ってみます! (2022年4月5日 17時) (レス) id: 5c64bbcccf (このIDを非表示/違反報告)
taejin(プロフ) - 一気読みさせていただきました!面白かったです😊男主攻めもジン受けも大好物なのでまさに私好みの作品です💕よろしければ2人の結婚式か、(どうにかして)ジンが妊娠するという話が見たいです! (2022年4月3日 20時) (レス) id: 01dacdfd9c (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - 亜蓮さん» コメントありがとうございます。リクエストありがたいです…!ご期待に添えるよう書かせていただきます✨ (2021年12月10日 21時) (レス) id: 5c64bbcccf (このIDを非表示/違反報告)
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