【BTS】ビジネス？いいえ、ガチです。【男主】

体温 3 ページ17

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？「私の可愛い人形よ」




「ーーーー！はっ、ハァ、ッウぅ」

全身冷やさせをかいたのか、じっとりと服が張り付いて気持ち悪い

JN「シウヤ、大丈夫！？」

飛び起きた俺に駆け寄って顔を覗き込むジナ

「ーーー、っ…」

大丈夫、そう言おうとしたのに声が出ない

JN「さっきより顔色が悪いよ、無理はしないで」

ジナの優しい声を聞いて、激しかった鼓動が呼吸とともにゆっくりと落ち着いていく

「ぁーーーじ、な」

JN「シウのジナはここにいるよ」

「ぁ、う。じな、じなっ」

俺が俺であることを保てなくなって、縋るようにジナの名前を呼ぶ

JN「うん、なぁに」

手を伸ばすとそれに指を絡めて、惹き付けられるように抱きしめた

トントンと優しく背中を擦ってもらえば、あやふやだった自分の輪郭がハッキリとする

「ごめん、落ち着いた」

JN「ヤー、シウヤはいつもそうやってクールぶる」

「ぶってない」

拗ねた様に応えればやれやれ、なんて呆れた感じでジナは笑う

「…昔の夢を、見たんだ」

JN「平気？」

俺の手を優しく握ってこちらを見てくれる

ジナの唇にひとつキスを落として微笑えめば、首まで真っ赤になってしまった

「ジナが傍にいれてくたから大丈夫」

JN「ならいいけど…」

ジナの指先、唇、体温、全てが俺をあたためてくれる

初めて出会ったあの日から、俺はずっと救われてるんだ

「ジナ、」

JN「ん？」

「好きだよ」

JN「僕も…シウヤが好き、だよ」

お互いの顔を見て少し照れながらも微笑み合う

この先もジナと一緒なら何だって乗り越えられるんだろう


JN「そういえば、シウヤ熱は？」

「ジナとキスしたら治った」

JN「……あっつ！寝なさい！！」

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