【MHA】RE:SET【男主】 (ページ6)

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6回目ページ6

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オールマイト就任を聞きつけたマスコミが学校前にたむろし、そのマスコミが学内に侵入したり

学級委員長が飯田くん、副委員長が八百万さんになることになったり色々とあった

その日の翌日ＰＭ0：50

ヒーロー基礎学にオールマイトではなく相澤先生が来た

「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイトそしてもう一人の3人体制で見ることになった」

「ハーイ！なにするんですか！？」

「災害なんでもござれ、人命救助(レスキュー)訓練だ！！」

コスチュームの着用は各自の判断、移動はバスと結構大変そうだ

まあ皆コスチューム着るよな、士気上げる為にも

「バスの席順でスムーズにいくよう番号順に二列で並ぼう！！」

飯田くんさっそく委員長ムーブ全開だ

そうしてやってきたバスは対面式だったわけだ

随分賑やかなバスに揺られながら着いた場所は、まるでテーマパークのような内装の施設

あらゆる事故や災害を想定し作られたその名はウソの(U)災害や(S)事故(J)ルームというらしい

うん、某テーマパークだった

もう一人の先生は１３号、ヒーローの登場に数人盛り上がっている

「えー始める前にお小言を1つ2つ…3つ…」

増えていく小言に一体どんな内容だと身構えた

「皆さんご存知だと思いますが、僕の〝個性〟は〝ブラックホール〟どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」

その〝個性〟で数多の災害から人々を守ってきたそう

「しかし簡単に人を殺せる力です、皆の中にもそういう〝個性〟がいるでしょう？」

皆へ向けられているはずの言葉なのに、何故か俺を注視しているような気がする

「この授業では…心機一転！人名の為に〝個性〟をどう活用するかを学んでいきましょう」

「君たちの力は人を傷つける為にあるのではない、救ける為にあるのだと心得て帰って下さいな」

先生、如何あがいても人を傷つけるだけの〝個性〟はどうしたらいいんですか

なんて、聞けるわけないか

心に陰が落ちる感覚を覚える間も周りは１３号へ拍手を送る

「……？」

噴水付近、突然現れた黒い靄

徐々に広がったそれから人の顔が覗き込む

「一(ひと)かたまりになって動くな、１３号！！生徒を守れ！！」

ゾワリ

顔面に手を貼り付けた異質な男と指越しに目が合う

「何だアリゃ？！また入試ン時みたいなもう始まってるパターン？」

手を翳して様子みる切島くんに相澤生徒は再度動くなと声をあげる

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