【MHA】RE:SET【男主】 (ページ4)

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4回目ページ4

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学校へ行けば席に着くなり机の上で腕を組んで顔を伏せ、寝てるフリで時間を過ごす

午前は必須科目や英語等の普通の授業で、案外普通だった

昼休みは食堂に行く人や教室で弁当を食べる人がいる、俺は後者だ

そして午後の授業はヒーロー基礎学

「わーたーしーがー！！」

「普通にドアから来た！！！」

画風が違いすぎるNo.1ヒーローの登場にクラスは浮き立っている

どうやらヒーロー基礎学の担当はオールマイトらしい

「早速だが今日はコレ！！戦闘訓練！！！」

教卓の横から棚が現れ、ケースには番号がふられており

入学前に送った個性届けと要望に沿ってあつらえた戦闘服(コスチューム)が収納されている

「着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ！！」

「はーい！！！」

皆興奮気味にケースを持って更衣室へと急いでいる

俺も021とかかれたケースを取り、憂鬱な気持ちで向かった

「始めようか有精卵共！！！戦闘訓練のお時間だ！！！」

それぞれコスチュームに着替え集まっているのを見ると、ヒーローを志す皆の気持ちがありありと出ていてへぇと関心するぐらいしかできない

ここは入試の演習会場だったらしく、市街地演習なのかと白ヘルメットくんが問う

「いいや！もう二歩先に踏み込む！屋内での対人戦闘(・・・・)訓練さ！！」

オールマイトは統計での敵(ヴィラン)出現率の話をし、これから敵組とヒーロー組に分かれ２対２の屋内戦を行うと話した

「基礎訓練もなしに？」

「その基礎を知る為に実践さ！」

蛙みのある女子にオールマイトは答えたが、次々と来る質問に聖徳太子も泣いてしまう案件

状態の設定がやけにアメリカンで、コンビと対戦相手はくじで決めるようだ

次々とコンビが決まっていく中、俺はポツリと1人待機していると見兼ねたオールマイトが近づいてくる

「すまない楪少年、今朝話を聞いてね。今回は見学だ」

コソッと耳打ちで話をされるがオールマイトの存在感がありすぎて皆の視線が俺へ向いてて苦しい

Aがヒーロー、Dが敵で対戦が決まり、他の皆はモニターで観戦することとなった

「楪だっけ？誰ともコンビじゃないけど、お前どうすんの？」

金髪くんに移動中話しかけられ、どう説明すればいいか悩む

「…怪我してて、実践はまだ無理なんだ」

というかよく俺の名前わかったな…あ、名簿でも見たのか

「マジ？！なんか悪いこと聞いたなー」

「ぃや、気にしないで」

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