【MHA】RE:SET【男主】 (ページ3)

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3回目ページ3

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「相澤くんのウソつき！」

オールマイトに呼び止められた相澤は暇なんですか？と小言を溢す

「合理的虚偽て！！エイプリルフールは1週間前に終わってるぜ」

「君は去年の1年生…一クラス全員除籍処分(・・・・・・・・・・)にしている」

見込みゼロと判断すれば迷わず切り捨てる、そんな男が前言撤回した

それに対しオールマイトは緑谷に可能性を感じたからと思っているらしい

「〝ゼロ〟ではなかった、それだけです」

「…うちは今厄介な生徒(・・・・・)を押し付けられてますし」

相澤のその言葉にオールマイトは驚きの表情を浮かべる

「それは一体…？」

「聞いてないなら今のはオフレコで」

困惑しているオールマイトを置いて相澤はその場を去った

初日が終わり、皆それぞれ帰路へとつく

鞄を持ち教室を出ようとしたら赤髪くんが飛び出してきた

「なぁ！ボール浮かせたのお前の〝個性〟！？」

「ぇ、うん…」

声をかけられると思ってなかったせいで緊張する

「あ！俺は切島！」

ハキハキと話す相手に気圧されそうになった

「楪です…」

「楪な！よろしく！」

差し伸べられた手に戸惑うも失礼かな、と思いこちらも手を差し出す

『ダメ』

突然現れた黒い幽霊、切島くんの背後に立ち手を振り上げている

「ッ！やめろ！」

静止の声を聞いて黒い幽霊は散り散りになって消えた

「えっと…なんか、ごめんな」

だがそれに安堵したのもつかの間で、何も見えていない切島くんは俺に拒絶されたと勘違いさせてしまう

ヒュッと喉が塞がって上手く言葉が出てこない

「ぃ、や…だいじょ、ぶ…」

「じゃ、また明日」

バツの悪そうな顔をする切島くんの顔が見れなくて、視線を逸しなんとか声を絞り出す弁明にもなりそうにない

あぁ最悪だ、俺は俯いた顔を上げることが出来なかった

もうすでに学校生活へのモチベーションがただ下がりで、明日への不安要素しかない

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U.A.FILE.00
CLASS No.21
AIRO YUZURIHA

○個性『亜人』

死亡した際には即座に蘇るという驚異的な再生能力を持つ！
死に至らない限り再生能力は発揮されないため、手足を失ってしまった場合には一旦死亡することでしか再生することはない！
IBMと呼ばれる自身の分身を操る事が出来る！
黒い幽霊と例えるのはその姿と声は楪以外の人間には認識出来ないからだ！

楪’sヘア
サラリとした藍色髪、毛先に近くなるほど色が濃い

楪’sルックス
かなりの美形、本人は自覚なし

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