【BTS】はじまりのおと【男主】 (ページ30)

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横浜ページ30

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花様年華onSTAGE、横浜アリーナの為日本にやって来た僕ら

ありがたい事にライブのチケットは完売、単独公演ということもあり気合が入っている

今日はリハーサルの1日目、前々準備という事もあり念入りだ

「ここの証明、もう少し右にズラして貰えますか」

SF「わかりました」

各自でポジションやフリ、センターステージでの演出のチェックをする

12月ということもありかなり冷え込むが当日は熱気に満ちることだろう

JK「シウォナヒョン、この後用事ありますか？」

「ないけど、どうかした？」

JK「『ヨコハマ』の街を少し見て周りたいんです！」

朝が少し早かったぶん、今日は夕方でアップの予定

東京以外での公演も久しぶりだから、ジョングガのお誘いに乗ることにした

「翻訳機代わりか？」

JK'「僕も日本語勉強してます」

少し胸を張る弟が可愛いくて思わず頭を撫でる

「そうなの？ジョングガ偉いなぁ」

JK「へへ」

このマンネ可愛いすぎやしないだろうか

せっかくだから夕食も外でとることにして、18時頃ロビー集合となった

JH「シウォナ〜！」

バックステージでスタッフの人と話していたらホビヒョンが声をかけてくる

「ホビヒョンなんですか」

JH「なんかこれマネージャーから預かった！」

そう言って手渡されたのは封筒

「わざわざありがとうございます」

JH「いいよー」

お礼を言うとホビヒョンはまだチェックしたいところがあるらしく戻っていった

僕は貰った封筒の中身を確認するためそこに置いてあった椅子に腰掛ける

「…！」

出てきた1枚の便箋は、父の祖母からの手紙だった

渡韓してから連絡が出来ていなくて寂しい思いをさせてしまっただろう

久々の身内からの手紙に嬉しさが込み上げる

どうやらテレビで僕らの活躍を応援じてくれていたようだ

後で電話でもかけよう、お礼を言わないとな

椅子から立ち上がり手紙を控室にある鞄にしまうため小走りで向かった

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