歌い手様とシェアハウス！？第5章

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ク「それで…えっと…」

ふ「雪さんの過去について
　 詳しく話してほしいんですけど」

ふにさんの笑顔、初めてみたかもしれない。
ふにさんが嘘でも笑ってるとこなんて
いままで見たことなかったから。
ずっと真顔で。機嫌悪そうで。話さなくて。
あの作り笑いが本物になったらどれだけ綺麗なんだろう

同1「あいつの過去？話すまでもねぇよな？」

同3「なに〜？あいつのこと好きなの〜？」

同2「やめといた方がいいわよ」

好き勝手言ってくれる。
私の好きな人がこの中にいると言うのに。

ま「す…好きだよ！だからなに！」

そ「好きだけど？好きなのやめる理由なんて
　 お前らに決められたくないんだけど」

「えっ…」

今まで静かに見ていたがふと驚愕の言葉が口から漏れる
まふくんとそらるさんが私のことをすき…？
どこか回らない頭で必死に理解しようとする。
この店、暖房のききすぎかな…なんか暑い

天「好きだけど」

歌「大好きだけどなに？」

9「大好き！ね？」

コ「ま、まあ…好きだね」

v「俺も雪ちゃんのこと、好きだよ！」

96ちゃんに好きだと言われて
勘違いをしていたことに気づいた。
まあそうだよね、友情の方でか。
でも友情の方でもとても嬉しい。
好きだって言われたことなんて…なかったから

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