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ガチャ
ドアが開くおとが聞こえて後ろから誰かに抱きつかれる。
調「雪ちゃん!ごめん…ごめんなさい…」
耳元でりょうくんの声がする。
久しぶりにりょうくんの優しい声を聞いた。
「離して…」
そう言うとすんなりと離してくれる。
後ろを振り返ると泣きそうで…
背は高くなったのに昔と変わらない。
「りょうくん…僕こそごめん」
そう言って今度はこっちから抱きついてやった。
私よりも何センチも高くなった背も
昔よりも何倍もかっこよくなった顔も
泣きそうな顔をするので台無しだ。
調「雪ちゃん…泣かないで…お願い…笑って…」
「りょうくんも泣かないでよ…」
同2「そろそろ仲良しごっこは終わりでいいかしら?」
同4「りょう、お前なんで突然そっち側に…」
調「黙れ。お前に名前を呼ばれたくない。」
同3「はぁ?こっわ」
同1「暴力はんたーい!」
さっきまで大人しくしていた奴らがまた騒ぎ始める。
再び怒りが込み上げてくる。今度は4人に。
レ「木棒ちゃん、そろそろ落ち着いて」
やわらかい声が私を止める。レトさん…来てたのか。
レ「木棒ちゃん…他のひとにあたるのはよくないよ。
ほら、ごめんなさいは?」
ニッコリと笑いながらも威圧感があるレトさん。
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鈴華(プロフ) - 月夜さん» こちらこそ!よろしくお願いします!(?) (2018年1月14日 16時) (レス) id: 821dbf5c42 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 鈴華さん» ありがとうございます!(*´ω`*)これからも頑張っていきますので、よろしくお願いいたします! (2018年1月13日 21時) (レス) id: 08761493a2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴華(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2018年1月13日 21時) (レス) id: 821dbf5c42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月夜 | 作成日時:2018年1月9日 23時