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「頭冷やしてこよう…｡」
スマホを持ち外へ。夏なのに風はヒンヤリしててちょっと肌寒い。
上着を着てくればよかったなと近くの公園のベンチに腰をかけ
「ふぅ〜信じてないわけじゃないんだけど…本当にこの話になると涼太ムキになるんだよな…｡はぁ…何か悲しくなってきた。」
暗い空を見上げグッと堪えていた気持ちが涙となって頬を流れた。
「ッ…ｸﾞｽｯ…私のせいで、最近喧嘩多い…ヤダッ…な」
「ね〜お姉さん1人？って泣いてるじゃん。俺と遊ぼうよ！」
「きゃっ！」
いきなり知らない人に声を掛けられ腕を引っ張られると瞬時に危機を感じ、逃げようとしても腕を離してくれない怖くてなかなか声も出ない。
「…ｸﾞｽｯ…り、りょ…う、たぁっ…｡ヤダッ！」
やっと絞り出した声は掠れて小さい。
「やっ…ん？」
宮『誰だお前。…その汚い手離せ！』
後ろから聞き覚えのある声に安堵し、痛く掴まれていた手は離れていた。
「りょうたぁ〜怖かったよッ…」
宮『こんな夜中に1人で出るからだろ。』
「あん？お前誰？」
宮『君こそ誰？酔っ払って嫌がる女性をどこに連れてくの？警察呼ぶよ！』
私を抱きしめたまま男性に臆すること無くスマホを取り出せば相手は逃げて行った。
「涼太ぁ〜怖かった…ふぇっ…。」
涼太にギュッと抱きつけば何か言いたげな表情から諦めたように眉が下がり
宮『Aいきなり居なくなるから探したんだよ？頼むからビックリさせないで…｡』
「ふぇっ…ごめんなさい…ちょっと頭冷やそう…と」
宮『…うん、俺も強く言いすぎたごめん…｡おうち帰って仲直りしない？』
自分が着てたコートで冷えた体を温めてくれる。涼太の背中に腕を回し見上げれば照れくさそうに首を掻く姿が愛おしい。
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getupkoogybakum(プロフ) - コメントありがとうございます！とても嬉しいです更新は遅めかと思いますが頑張ります。お互いコロナウイルスには気をつけましょう (2021年8月18日 18時) (
レス) id: 488c98abc5 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年8月18日 13時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：memory | 作成日時：2021年8月13日 11時
