特別能力者 ARS part５ (ページ6)

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８６　潤side ページ6

俺たちは、社長に言われた通り、

家に帰ることにした。

とは言っても、眠れるわけがない。

それは、俺だけではないだろう。

普段は、すぐに寝てしまうリーダーだってそうだ。

みんな、翔くんのことが心配で心配でしょうがないのだ。

ピーンポーン

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こんな時間に、誰だよ。

もうすぐ、深夜の１時だぞ。

モニターを恐る恐る見ると、

そこには、ニノが立っていた。

潤「どうした？」

和「いや、ｊのことだから、

　１人じゃさみしいと思って。」

はぁ！？余計なおせっかいだよ！！

和「あれ？言い返さないんですか？」

そりゃ、言い返したいよ！！

ただ、どこかで喜んでいる自分がいる。

和「あ、もしかして誰かが来るのを

　待っていたとか！」

潤「それはない。」

和「じゃぁ、『誰か』ではなく、

　『ニノ』を待っていたんですか！」

潤「安心しろ。それもない。」

和「まぁ、いいですけど。

　とりあえずおじゃまします。」

俺は、そう言って強引に家に入るニノを

止めようとは思わなかった。

正直、心細かった。

きっと、ニノもそうなんだろう。

どうせ、眠れないんだし。

和「さぁ、一緒に寝ましょう。」

潤「はぁ！？俺、眠れないし。」

和「ニノちゃんとなら、眠れますよ。」

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結局あの後、１つのベットに、

２人で寝ることになってしまった。