特別能力者 ARS part５ (ページ4)

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８４　社長side ページ4

私の秘書が、急に嵐さんが来たって言うから、

少し驚いた。でも、何かあったことは確かだ。

智「嵐です。失礼します。」

社「youたち、まぁ座りなさい。」

あれ、見渡す限り、櫻井がいない。

社「櫻井はどうした？」

潤「あ、翔くんのことで、相談に来たんですけど・・・」

社「そうか、そうか。早まって悪かった。」

潤「それで・・・」

話を聞き終えて、顔を上げると涙を流している松本がいた。

その隣にいる、相葉も泣いている。

和「2人とも・・・泣かないでください・・・」

そう言った、二宮の頬も濡れていた。

リーダーの大野の目にも、涙がたまっている。

社「youたち、泣かないでおくれ。」

困ったな。今まで、こんなことは無かった。

社「とりあえず、帰りなさい。」

私がそう言うと、4人が一斉に顔を上げて、

えっ！？という顔をした。

社「もう、12時を過ぎた。今から捜すのも、

　困難だろう。だから、寝て体を休めて、

　頭をすっきりさせるといい。」

雅「で、でも、翔ちゃんが・・・」

社「櫻井なら、大丈夫さ。先に、youたちの体が、

　持たなくなってしまうよ。」

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彼たちは、静かに首を縦に振った。

智「では、何か情報が入ったら、教えてください。」

和「今日は、ありがとうございました。」

社「youたち、気をつけて帰りなよ。」

こうして、彼たちは部屋を出て行った。