特別能力者 ARS part５ (ページ3)

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８３　雅side ページ3

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俺たちは、どうすればいい？

翔ちゃんは、ずっと助けを求めていた。

なのに、気付いてやれなかった。

その上俺は、翔ちゃんを疑った。

逃げたんじゃない？って。

最低だ。大切な人を疑うなんて。

智「まずはさ、事務所行かない？」

リーダーが、沈黙を破った。

潤「そうだね。」

事務所に言えば、何か力に

なってくれるかもしれない。

和「じゃぁ、行きますか。」

雅「うん。分かった。」

リーダーは、自転車を店に置いて、

ニノの車に乗って行った。

俺は、松潤の車に乗せてもらう。

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潤「あのさ・・・」

雅「何？」

潤「さっき、電話に出た人、

　誰なのかな？」

雅「誰なんだろうね。」

あの、機械音の声をした人は、

一体誰なの？

そして、今翔ちゃんは、

どういう状態に置かれているの？

気付いたら、事務所の前まで来ていた。

潤「・・・降りようか。」

雅「・・・うん。」

入り口で、リーダーとニノと

合流し、中に入った。

そして、社長室に入った。