特別能力者 ARS part５ (ページ13)

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９３　智side ページ13

雅「あ、リーダーおはよう！」

朝起きると、相葉ちゃんがリビングで、

新聞を読んでいた。

そうか、昨日の夜に相葉ちゃんちに

行ったんだっけ？

智「おはよう。ふふふっ。」

雅「リーダー、何笑ってるの？」

智「いやぁ～、相葉ちゃんって、

　新聞似合わないなぁ～。」

雅「何それ！！失礼だなぁ～！！」

相葉ちゃんは、とびっきりの笑顔で、

こっちを向いた。

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あ、翔くんは？

プルルル、プルルル、プルルル、

雅「リーダー、携帯なってるよ。」

智「あ、うん。」

プルルル、プルルル、プルルル、

智「もしもぉ～し。」

『あ、二宮ですけど、今大丈夫ですか？』

なんだ、ニノかよ。

智「うん。今ね、相葉ちゃんと一緒なの。」

『一緒？』

智「そう。一緒に夜を過ごしたの。」

『ふぅ～ん。奇遇ですね。俺たちも、

　夜一緒だったんですよ。』

考えることは、みんな一緒なんだ。

智「で、用件はなぁに？」

『翔さんについて、どうすればいいか

　分からないから、潤くんがとりあえず

　大野さんに電話しようと言ったので・・・』

やっぱり、昨日のことは夢じゃなかったんだ。

智「じゃぁさ、２人で相葉ちゃんの家に

　来てくれない？話はそれからにしよう。」

『分かりました。』

そうしておいらは、電話を切った。