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Noside
─────1年前。───────
今日。烏野高校バレー部は伊達工業高校バレー部との試合に負けた。エースに上げられるトス、そしてエースの打つスパイクはほとんど鉄壁に阻まれた。
そして相手のマッチポイント、上がるボールはセッターに返る。セッターはエースに上げようとした。
しかし、烏野高校のエース...東峰旭はボールを呼べなかった。否呼ばなかった。この行動は、非常にセッターを動揺させた。
「(?!旭?どうしたんだよ!)」
エースがトスを呼ばない。このことに烏野メンバー全員に動揺が走る。
『...?!スガさん!ちょぅだいぃ!!』
「..!A!」
セッターは13番Aにトスを上げる。しかしAのスパイクは鉄壁によって床に叩きつけられた。
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試合が終わり、高校へ戻り、ミーティングを終えた面々は体育館の掃除を始める。
『あっ!力君〜!ちょっと部室に忘れもん取りに行ってくるな..?』
「...お、おう!行ってら。」
Aが部室に忘れ物を取りに行くまでの時間僅か5分その間に『?!一体何があってん!!なぁ!力君!』
西谷夕が暴れていたなんて。
「大丈夫だ。Aは知らなくていい。」
部員達はまだ知らない。この選択が今の状況を作り上げていることに。。
────翌日─────────
『(..あれ?なんで今日の練習旭さんおらへんのやろか..?)』
Aは小さな疑問を胸に抱く。
チームメイトの顔は心無しか曇っていた。
その日。Aは部活に向かっていた。
『あかーん!委員会長びぃてしもぅた〜!部活遅れてまう!』
少し大きめな独り言を呟きながら廊下を小走りで通る。
「..なんでッ!!アンタが..!」
『夕君の声?』
1年間ずっと挨拶や掛け声様々なチームメイトの声を聞いてきたAは聞こえた声をチームメイトの西谷夕の声だと気づくことは容易かった。
『!!!ッ何があってん?!なぁ!!夕君ちょっと落ち着こ!?旭さんも!な?!』
Aは西谷が東峰に殴りかかろうとしているところを目撃し、止めに入った。しかし..
「うるせぇ!黙れッ!その場にいなかった奴が口出しすんじゃねぇ!」
「うるさいなぁ!関係ないだろ?その場にいなかったんだから!!」
東峰は帰り、西谷は止めようと抱き着いてきたAを突き飛ばしてしまった、Aは花瓶の乗っている台にぶつかってしまった。。
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月兎(プロフ) - さくらさん» わ〜、ありがとうございます!お話考えて早く更新したいので気長に待って頂けたら幸いですm(._.)m (2018年12月23日 17時) (レス) id: 61e9512c65 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 独特な世界観の持ち主な男主くんかわいいです…! (2018年12月23日 0時) (レス) id: 1686246bf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:兎月夕牙 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/sitaidaaaaa/
作成日時:2018年7月2日 21時