どうやらゲームと漫画のオタクが海賊の世界に転生トリップしたようです】 (ページ4)

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2話・第一村人発見！……ってなんか見覚えのある海賊さんなんだけどページ4

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正直行きたくないという思いが強いけど、今日のご飯にありつくために森の中に入ってみた
日に当たらないから意外と涼しい
最初は怖かったんだけど雰囲気になれてしまえば特に何ともなかった

【数時間後。】

特筆することも無かったけど、取り敢えず獣が居ない。雰囲気だけでもするかと思ったけどそんなこともなかった

『なぁ〜んだ。心配して損した
…でもなぁ……ご飯…』

獣が居ないのはいいことだけど、そうすると今度は私の食料になるヤツがいなくなる
さすがにこんな所で誰にも見つけられずに死にたくないし、推しにまだ会えてないし、餓死なんかしたくないし、推しに会えてない

『せめて推しに会えるまでは死にたくないな…』

周りに生えてた食べれる果物とか野草とかも採りながら歩いてたら視界が開けて海が見えた

『……あれ、、もしかして戻ってきた？……なわけないか。船ないし
……てことは反対まで来たのか。意外と大きくないな』

呑気に周りを見回してたらちょっと遠くから一方的にだけどなんか見た事ある人が歩いてきてた

？「お前は誰だ」
『ｯｽｩｰｰｰｰｰ…AAです…』

ちょっと遠目の位置から銃を構えられてるけどそれでも泣きそう崩れそう昇天しそう
あぁ…めっちゃいい匂いする……やばい…ガチで泣けてきた……

？「っ！？お、おい？」
『あ、すみません……ｽﾞﾋﾞｯ
気にしないでください。ただの発作ですｸﾞｽｯ』
？「……まぁいい。何が目的でここに来た」
『特になんの用もなく。強いて言えばお肉欲しいなーって思いながら森の中探索してましたけど』
？「森の中は獣だらけだと思うが？」
『いませんでしたよ？何者かに見つからないように息を潜めて静かにしてました』
？「……確かにそうだな…いつもなら何匹か襲いかかってくるのに…
まぁいい。名乗るのが遅くなって悪かったな
おれはベン・ベックマンだ」

はい来ました。過去の推しの一人。赤髪海賊団副船長のベン・ベックマンさん。髪色黒いからまだ原作でも初期の方だな(判別の仕方おかしいだろ)
いや黒髪ロングで筋肉ムチムチでタバコふかしてるのにピッチピチの黒シャツで銃片手に構えるのはほんとに天才だと思うよ

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