13話・無事仲間入り出来た！……のか？ ページ18
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聞いてないな！密航者だから処刑！！
……なーんてことは免れたからいいものの、なんでいきなり隊長全員呼んで会議的なの始まったんでしょうか？
しかも私皆にめちゃくちゃ注目されやすいオヤジさんのお膝の上に座らされてるし……なんで！？！！？！？
ほんとに意味わからん……
ｻｯﾁ「で？なんでその嬢ちゃんはオヤジの膝に座ってんだよ？
密航者なら乗せねぇだろ普通」
ﾊﾙﾀ「だよね。なんか事情あるなら別にしろ、そういう訳でもないんでしょ？」
ﾌﾞｴﾅﾋﾞｽﾀ「とりあえず詳しく聞かせてくれよ、オヤジ」
白ひげ「グラララララ！！！落ち着けェ息子達！コイツはあの赤髪の元で鍛えてもらってその後鼻ったれ小僧にくっついて機会を伺って俺たちの船に乗り込んだらしい」
うわー……突飛すぎて皆目が点になってる…ですよねですよねそうなりますよね
『あのー…発言してもいいですか…？』
ソロ〜っと手を上げながら声出したら皆から視線が集まる
ﾋﾟｮｯｯ……私明日まで生きてるだろーか……
白ひげ「どうしたァ？」
『あの、ホントに勝手に船に乗り込んだのは申し訳ございません……でも、皆さんは女をクルーにしないっていう話をよく聞いてたからこうでもしないとまともに取り合ってくれないとか色々考えまくった結果密航に近い形でこの船に乗り込んだんで……ほんとにダメなんだったら直ぐにこの場から消えます……』
うーん長文！！こんなグダグダ喋るつもり無かったんだけどな……
私緊張したら余計なこと喋っちゃうタイプだからな……引かれてないよね……引かれてたら私死 ぬんですけど……
ｻｯﾁ「へぇ〜、変わった子がいるもんなんだな最近は
俺っちは気に入ったからこの船に載せるの賛成〜！そろそろこの船にも花が欲しいしな！」
ﾏﾙｺ「アホかよぃ。俺たちの船のことをわかっててこんな乗り方してんだから降ろすに決まってんだろーがよぃ」
そのあとも結構反対派の人と賛成派の人とで半々に別れて討論始まってた
……なんか申し訳ないな…
〜数時間後〜
白ひげ「お前らァ、結論は出たかァ？」
あれから数時間も話し合いが続いて外は真っ暗な夜になった
今日は奇襲とか他の海賊船と遭遇するとかなかったから良かったけどもし途中で来てたらどうしてたんだろう……
ﾏﾙｺ「決まったよぃ
俺たちはこの子供を家族の一員として歓迎するよぃ」
ハァ…てため息つかれながらだけど認めて貰えました！
ﾜｧ───ヽ(*ﾟ∀ﾟ*)ﾉ───ｲ
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作者名：緋賀美向葵 x他1人 | 作成日時：2023年2月9日 4時
