どうやらゲームと漫画のオタクが海賊の世界に転生トリップしたようです】 (ページ11)

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9話・推しの救助作戦〜その1〜ページ11

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？「なら、こっちで火に当たるといい」

声が聞こえた方を見たらなんとあの魚人のジンベイさんが居た
確かエースの事を危ぶんでオヤジさんに会う前に戦おうと追いかけてきてたんだったよね
もうここまで来てたんだ

『……失礼ですが、ジンベイさん…で間違いないですか？』
ｼﾞﾝﾍﾞｴ「当たっとる。わしはジンベイじゃ
お前さん、見たところ女子(おなご)じゃろう。ここは一人だと危ないぞ」
『お気遣いありがとうございます
……ですが、大丈夫ですよ。私、これでも強いので』
ｼﾞﾝﾍﾞｴ「ほぉ……是非一度手合わせしてみてもらいたいもんじゃのう」
『ふふ、そのうち一緒に戦う日が来ますよ』

そうやって私とジンベイさんの二人だけで歓談をしていたら遠くからエースが走って来た
多分、宴抜けて街の中散策してた時にジンベイさんがここに来てるって聞いたんだろうね
足音が負の感情を纏ってる
(悪魔の実の能力のおかげで足音で大体の感情が分かる)

ｼﾞﾝﾍﾞｴ「……お嬢さん。名前は？」
『私の名前はAAと言います。気軽にAと呼んでください』
ｼﾞﾝﾍﾞｴ「ならA、これから人切りナイフが仕掛けてくる。少し離れてくれんか？」
『えぇ、勿論。怪我しても私が手当したあげますから思いっきりどうぞ』
ｼﾞﾝﾍﾞｴ「ハハ……しっかりしとるな、Aは」

話し終えて、私がジンベイさんから少し距離を取ったすぐ後にエースがジンベイさんの前に立ちはだかった

ｴｰｽ「……おい」
ｼﾞﾝﾍﾞｴ「なんじゃ？」
ｴｰｽ「お前、白ひげの仲間らしいな…？」
ｼﾞﾝﾍﾞｴ「だったらどうした？」
ｴｰｽ「デケェの……俺は白ひげってのに会いてぇんだよ！」
ｼﾞﾝﾍﾞｴ「こんな人切りナイフみてェな小僧を……オヤジさんにゃあ会わせられん!!」

ふふ、ジンベイさんも白ひげさんに助けられてるもんね
……早く会ってみたいな…漫画の中の【キャラ】そのままなのかな…もっと違うちゃんとした【人】なのかな……
楽しみだ……

ｼﾞﾝﾍﾞｴ「わしは【白ひげ海賊団】でもありゃあせんが……
義理あって…お前さんの相手をする」

ほかのクルーたちがジンベイさんのことを知ってるのかエースに注意するように促してる
……やっぱり有名だとすぐ警戒されちゃうね
あれから原作通り5日間ひたすら戦い続けた二人。ボロボロになってもご飯も食べずに手当もせずにひたすら戦ってた

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