【HQ】俺らのマネはズレている【白鳥沢】

可愛いヤツ ページ11

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なんとか違いを分かってくれたらしいAは、なんだかウキウキしてた。




白 ｢そんな嬉しそうな顔してどしたの｣





『んー？こうやって話を聞いてくれるのって賢二郎とか太一とかさ、バレー部だけじゃん。わたし少しズレてるって言われるし』



‥‥少しは自覚あんのかな。
それも含めて、Aだと思うから別にいいんだけど




『今まであんまり分かってなかったんだけど…』




白 ｢ どーしたの ｣




『好きだなぁって思って！！』






" 突然のデレ "



‥‥俺を？いやいや、違うでしょ






『賢二郎も太一も、バレー部も。みんな大好きっ』





白 ｢・・俺もだよ。｣




川 ｢俺も俺もー(真顔)｣







相変わらずの空気クラッシャーの太一。
でも幸せそうな笑顔で " 好き " なんて言われたら
何も言えなくなる






俺の好きがAと違うって事が伝わる日はいつかくんのかな





川 ｢さり気なく告ってんじゃないよ｣




白 ｢伝わって欲しいヤツには伝わらず、伝わらないでいいヤツに伝わるのはなぜ｣





でも俺もバレー部好きだから、Aの気持ち分かるよ。

絶対こいつらには言わないけどね




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