まつげちゃんの好きな人 (ページ23)

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にじゅーにページ23

Aside

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

鳥のさえずりが聞こえる
朝か

なんだか手があったかい

少し体を起こしてみると
誰かが私のベッドに頭を預けて寝ている

Geroさん？

あれ？なんで私の家に？

え！え！なんで！？

あ！！！！
昨日4人で飲み会をしたんだ！
途中までは覚えている
でもどーやって帰ったのか覚えてない！

私は昨日と同じ服を着ている
Geroさんとは何もなかったみたい、
少し安心した

Geroさんの手から自分の手を離した

寒そうなGeroさん申し訳ないな、、

『Geroさん？ベッド乗ってください？』

G「んー」

寝ぼけた彼の声はとても可愛い

Geroさん寝ぼけたまま私のベッドで再度寝ていた

それにしても頭痛い
酔い覚ましに味噌汁を作る事にした

『あ〜、しみる〜。』

シャワーを浴びて髪の毛を乾かす

Geroさんの様子を見に行こう

気持ちよさそうに寝ているGeroさん
少年みたいで可愛い

Geroさん仕事とかないのかな？
携帯も特に鳴っていない様子

『Geroさん？』

G「んー、ん？」

Geroさんは薄目を開けて私を見た
少し浮腫んで腫れた目さえ私には愛おしい

ｼﾞｰｰｰｰｰー

G「おはよーさん」

『おはようございます』ﾆｺ

G「そんな見られたら穴空くんやけど」

『寝起きのGeroさん見れるなんて私幸せです』

G「アホや」

『私昨日の事途中までしか覚えてなくて、
送ってくださったんですね！ありがとうございます！』

G「Aが駄々こねて泣くから帰られへんなったわ」

『ごめんなさい。飲み物持ってきますね』

私は冷蔵庫からスポーツドリンクを持って
Geroさんへ渡した

G「うーわ、頭いたぁ」

『どうぞ！』

G「ありがとう。」

『お仕事大丈夫ですか？』

G「夕方からやから大丈夫やな」

『お味噌汁飲みますか？』

G「ええの？もらって？」

『はい！シャワーも浴びますか？』

G「いや、さすがに悪いよ！！」

『え？私が濡れ髪Geroさん見たいだけですよ？』

G「え？まだ酒残ってる？」

『まさか！』

G「お前、ほんまにめっちゃ好きやん俺の事」

『だからずっとそう言ってるじゃないですか！』

G「俺どうしたらええの」

『お嫁さんにしてくれたら言うことないですね！』

G「え、俺逆プロポーズされた？」

『あとはGeroさんがYesっていうだけですよ？』

G「もうおじさんいじめない！早く味噌汁ください！」

少し顔が赤くなってるGeroさん

とっても可愛い

いじめ過ぎちゃった