まつげちゃんの好きな人 (ページ20)

今日:10 hit、昨日:18 hit、合計:1,922 hit

じゅーくページ20

めいちゃん side

め「俺おんぶしますよ」

G「え、いーの？」

『えー！げろさんがいい！』

コ「まー！なんてことを！？」

め「じゃあ君置いて俺ら3人だけでいくよ？」

『えぇ〜〜( •̥-•̥ )』

目に涙を溜めて嫌がるまつげちゃん

め「じゃあ乗って」

『はい、ごめんなさい』

G「めいちゃん、すごいな。A俺の言う事全然聞いてくれへんかったのに」

め「ちょろいっすよ」

コ「聞こえが悪すぎる！」

まつげちゃんをおぶって歩く
とても軽くて心配になる

Geroさんは写真撮っとこーっと言って
俺とまつげちゃんの写真を撮り出した

『いぇーい！ぴーす！』

楽しそうにカメラに向かってピースするまつげちゃん

『めーちゃんの背中あったかい』

そう言って俺の背中に頭を預けるまつげちゃん

フワっと彼女のシャンプーの香りが同時に香る

さっきまでただの酔っ払っいにしか見えなかったのに

可愛いと思ってしまった
俺の鼓動は早くなった

G「ついたでぇ」

個室のある居酒屋だ

め「まつげちゃん、寝てます」

先程からｽｰｽｰと彼女が寝息が聞こえていた

G「え？A？」

先程からまつげちゃんに向かってAと呼んでるGeroさん

本名も知る仲なんだ

コ「まつげちゃーん？」

G「Aー？起きれるか？」

『ん〜げろさん？』

寝起きのまつげちゃんはか弱い声で
Geroさんの名前を口にする

G「おう、着いたで？」

『ん〜、』

ゆっくりまつげちゃんを地面に降ろす

『ありがとうございます』

G「歩けるか？」

『ごめんなさい！』

G「なに！？びっくりした！」

『度重なる粗相をお許しください！』

コ「寝てる間に正気になった？」

『はい、、初対面で失礼しました』

め「もういいからいきましょ〜」

『え、いいんですか？』

め「なんでダメなの？わざわざ運んだのに」

コ「もうお腹減った〜」

G「入ろ入ろ」

まつげちゃんはちょこちょこと申し訳なさそうに俺の後ろをついてきた