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弐 ページ27
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炭治郎side
「禰豆子?」
窓から除くとポツンと立っている自分の妹の姿が目に映った。
俺に呼ばれると振り返りこちらにかけてくる。
窓を隔ててこちらを見上げる彼女の手には一輪の花が握られていた。
「ぅ!」
「俺にくれるのか?ありがとう」
外は寒いだろう?禰豆子も部屋にお入り。
彼女は一度先程の場所に目を向け、すぐに窓を飛び越えて中に入ってきた。
鬼になってからいろいろと大胆になってきたな。
兄ちゃん ちょっと心配になってきたぞ。
ふと、懐かしい匂いがして先程 禰豆子が立っていた場所に目を向ける。
何も無い。
気のせいか?
「炭治郎ー。寒いから閉めてー」
「分かったよ」
窓を閉める。
しまった後に動く影に俺は気づくことはなかった。
早く治してあの人に会いに行きたい。
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