�� ページ10
＊
「うわぁ!!」
「貴様 ｯぐあっ!!」
「『！』」
悲鳴のもとを辿ると、主犯の男が機械鎧の仕込みナイフで憲兵達を切りつけていた。
腕を縛っていた縄もこれで切ったのだろう。
「うわ」
『・・・』
「大佐、お下がりくだ―――」
銃を構えるﾘｻﾞとAを、大佐は手で制した。
「“これ”でいい」
大佐は右手を顔の前に構えた。
その手には錬成陣の書かれた手袋が。
それを、襲いかかる男に向けて
パチン――
親指と人差し指を擦り合わせた。
瞬間
ﾁﾞｯ――――ﾎﾞｯ！
「!!
ごぉあっ！？」
ゴォオッ！！
男の周りで爆発を起こした。
爆発を直に受けた男は地面にのたれこみ。
「――手加減しておいた。
まだ逆らうというなら、次はケシ炭にするが？」
「ど畜生め・・・てめぇ、何者だ!!」
憲兵に抑え込まれながらも、大佐に睨みをきかせる。
大佐はそれをもろともしない。
得意気な笑みを浮かべた。
「ﾛｲ・ﾏｽﾀﾝｸﾞ。
地位は大佐だ。
そして、もうひとつ・・、
――――【焔の錬金術師】だ。
覚えておきたまえ」
『・・・久しぶりに見た』
「惚れ直したか？」
『ありえない』
「・・・キミもつれないねぇ」
大佐――ﾛｲ――は肩を竦めた。
*To be continued*
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ちゃっぴー(プロフ) - ひーたんさん» 面白いって言っていただけてめっちゃ嬉しいです！ありがとうございます！！頑張ります！ (2017年12月4日 9時) (
レス) id: c687dcb52a (このIDを非表示/違反報告)
ひーたん(プロフ) - めっちゃ面白いです。これからも更新頑張ってください！応援してます！！ (2017年12月4日 2時) (レス) id: a7ab787750 (このIDを非表示/違反報告)
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