【アネちゃん】 ページ44
＊
※ご都合主義により、アネモネが幼児化しました。
日曜日の朝方。アネモネ荘は異様な賑わいを見せていた。
「キャー！可愛い！」
「あああアネさん！？」
「ちっちゃいアネさんだにゃ！」
ひとつのテーブルを囲うように集まる下宿者達。その渦中には。
『んぐんぐ……』
5歳くらいだろうか。大きい箸を器用にもってこれまた大きな茶碗の中のご飯を一心不乱に食している女児アネモネの姿が。
隣に座る歪は、困ったように頭を抱えながらことの経緯を皆に伝えた。
「───じゃあ、アネさん暫くはこのままなの？」
アネモネを慕う結香は一際心配そうに眉を8の字に下げている。
「アークや紗奈が言うにはそうらしいわ」
「でもご主人様、アネさんがこんなんじゃ仕事も出来ないですにゃ」
歪の膝に座り彼女を見上げる猫又の毬子。
「それは、私がするしかないわね」
「お手伝いしますにゃ！」
シュバッと挙手する毬子。そんな健気な姿に歪の頬が緩む。
「ありがと」
頭を撫でるとゴロゴロと喉を鳴らしてくれる。なんて癒し動物なんだろう。
そこへ パンっと乾いた音が響いた。
『ごちそうさまでした』
手を合わせたままそう挨拶する幼アネモネ。
食事を作ってくれた有希寝と徹に顔を向け深々と頭を下げた。
『おいしかったです』
「そうか」
「口に合って良かった」
なんだかほっこりする。
何を思ったのか椅子から降りる幼アネモネ。
『ごめいわくをおかけいたしますが、
よろしくおねがいいたします』
と、深々おじぎする。
つられてか、皆慌てて頭を下げた。
それぞれに思うことがあるだろうが第一に
「「「(5歳児でなんでこんなにしっかりしてるの！？)」」」
皆の心が揃った瞬間だった。
＊
結香様の本気な理由を見て衝動的に妄想が……→←【 紗奈君 】
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ちゃっぴー(プロフ) - エスカルゴさん» 褒められた！素直に嬉しいです！ネタとリクエストはいつでも受け付けてます！ (2019年8月7日 23時) (
レス) id: 77bb05bd52 (このIDを非表示/違反報告)
エスカルゴ(プロフ) - ネタ使ってくださってありがとうございます！！！ めっちゃよかったです！ (2019年8月7日 23時) (レス) id: d6c730a35c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぴー(プロフ) - SNo catさん» ありがとうございます！大切にします！他にご要望とかありましたらいつでも仰ってください！ (2019年8月4日 19時) (レス) id: 77bb05bd52 (このIDを非表示/違反報告)
SNo cat(プロフ) - ちゃっぴーさん» 全然OKです！でも今の歪よりちょい言葉使いが荒くしてくださると助かります。 (2019年8月4日 18時) (レス) id: fcae8a0a34 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぴー(プロフ) - SNo catさん» 突然ですみません！歪様を風綺譚の話に出させて頂きたいのですがよろしいでしょう？時代的に難しそうなら諦めます… (2019年8月4日 16時) (レス) id: 77bb05bd52 (このIDを非表示/違反報告)
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