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「……うそです」
「なにが？」
「……別れたい、って、言って、ごめんなさい…………別れないから、お願いします、映像……」
「…………。」
ショッピくんはすんと真顔のまま、私を見つめる。私はそっと目を逸らして、その時を待った。
「冗談っすよ」
「ぅえ……？」
「泣きそうな顔しないでください。冗談ですから、ね？ほら、動画も消します」
細長い指でスワイプとタップを繰り返した後、ショッピくんは私にスマホを見せてくれた。私の裸が映っていた映像はきれいさっぱり消えていた。
「ね？すみません。泣かせるつもりはなかったんです。だから、あなたの別れたいっていうのも、冗談ですよね？」
有無を言わせぬ圧を感じて、思わず首を縦に振る。それでショッピくんはようやくいつもみたいな甘い笑顔を見せてくれた。
「じゃあ、仲直りっすね」
そう言って彼は私の頭を撫でた。
吐き気がしたが、それを堪えて笑う。たぶん、バレているはずなのに彼はなにも言わなかった。
私は、多分もう二度と、彼に別れ話を持ち出せないだろう。
心を殺して、私は彼に従順でいなければいけない。
いやだな。死にたくなる。
でもきっと死ぬことも許してもらえない。
私は一生、ショッピくんと一緒に生きていかなければならない。
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じばくとっこうたい - エストが出来るのであれば、出夢ちゃんみたいなヤンデレshaさんが読みたいです。よろしくお願いします) (2021年4月19日 21時) (
レス) id: 05f946baf6 (このIDを非表示/違反報告)
じばくとっこうたい - なでこちゃん！！！！！私の推しで、口調とか雰囲気がすごく再現されていてびっくりしました。前作の方でも黒猫ちゃんが出てきてめちゃくちゃ興奮いたしました←文章もすっごく素敵で、他の作品も読ませていただきました。これからも応援させていただきます。(もしリク (2021年4月19日 20時) (レス) id: 05f946baf6 (このIDを非表示/違反報告)
1 - 凄いグッサリきました！リクエストに応えていただきありがとうございます。現実が見えてるけど止めないタイプのメンヘラっていいですよね。 (2020年12月17日 0時) (レス) id: 3bc86cc6f5 (このIDを非表示/違反報告)
1 - それと、リクエストを1つ。個人的に、utさん、sypさんのメンヘラが好きで、どちらか書いていただければ嬉しいです。よろしくお願いします。 (2020年10月22日 21時) (レス) id: 3bc86cc6f5 (このIDを非表示/違反報告)
1 - 私に凄く刺さるお話ばかりで、とても楽しませて頂いています。やっぱり、メンヘラやヤンデレっていいですよね。これからも応援しています。 (2020年10月22日 21時) (レス) id: 3bc86cc6f5 (このIDを非表示/違反報告)
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