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玄関の前で大きな体を丸め土下座をするカシラに
隆二の母は隣近所を見渡してから慌てて駆け寄った。
「話なら聞きますから顔を上げて下さい 」
通された茶の間。 テーブルの上には仕出し弁当が一つ置かれていた。
隆二の母の仕事先は弁当工場。
一人分の食事を作るのが面倒で安く買って来ていると言う。
隆二の母はカシラにお茶を出してから弁当をテーブルの下に置いた。
そして怪訝な眼差しを頭に向けて口を開いた。
「お話というのは? 」
「あ〜･･････ 」 勢いで隆二宅に来たのは良い。
しかしカシラは話を全く纏めていなかったのだ。
第一声でルカちゃんが孕んでいる事を伝えるべきではないだろう。
カシラは頭を回した。
「ルカちゃんの事と伺いましたが隆二の片想いではないんですか? 」
隆二と母に親子の会話は無かった。
隆二が友人と部屋で会話してるのを、たまたま聞いて
ルカちゃんの存在を知っているだけだった。
「いいえ! あの二人は交際してますよ。 今も尚 」
カシラは顔の前で大袈裟にかぶりを振った。
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翔織(プロフ) - 涼華さん» とんでもないです！ こちらこそ読んでくださいまして本当に感謝と光栄です!!! ありがとうございます☆☆ (2016年6月23日 23時) (携帯から) (
レス) id: b5c9587b18 (このIDを非表示/違反報告)
翔織(プロフ) - ゆむさん» ありがとうございます☆ めっちゃ頑張ります(≧▼≦) (2016年6月23日 22時) (携帯から) (レス) id: b5c9587b18 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - パスありがとうございました。更新頑張ってください！ (2016年6月23日 13時) (レス) id: 40b4684004 (このIDを非表示/違反報告)
ゆむ(プロフ) - 更新楽しみにしてます。声を大にして応援しています！頑張って下さいね(^^) (2016年6月23日 0時) (レス) id: 6e37c95cc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とお | 作成日時：2016年6月21日 13時
