いろんなアニメ大集合！【短編集】

斎藤　一　「遅刻常習犯」　シンラさんからのリク ページ10

シャム猫です！
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斎藤SIDE
俺は、今風紀委員として、校門の前でいつもの遅刻常習犯Aを待っている。
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
貴方「ふぅ、セーフ「じゃない」えぇっ！」
一「７分の遅刻だ。何故、いつも遅刻ばかりする。内申が悪くなるばかりだというのに」
貴方「いろいろあるの。じゃあ」
一「おい」
はぁ、あいつは、気づいていないのか。毎日遅刻ばかりで一部の先生方が目を付け始めていることに…

原田「おっ、斎藤、いつも大変だな。でもAも悪気があって、遅刻しているわけでもないんだ」
斎藤「それは、どういう事ですか？」
原田「あいつ、いつも登校中に困っている人を助けてるらしい。毎日Aに助けてられた方から感謝の電話がかかってくる」
斎藤「！そういう事でしたか」
Aはそうやって自分が遅刻するにも関わらず、人々を助けていたのか。この世の中にそこまで思いやりのある人間がいたとは…

―――昼休み―――
貴方「一君？ どうしたの？」
一「A、お前はいつも人のことを助けている為に遅刻していたのか」
貴方「！誰に聞いたの」
一「先生からだ。自分を犠牲にしてまで人を助けるのは何故だ」
貴方「簡単な話。笑ってくれるから」
やはりこいつは優しい人間だった。それが分かったら、何故か胸がドキドキしてきた 俺は、たった今Aが好きになったのか なら、今すぐに好きと言いたい 何故かその考えが頭の中を巡った
貴方「遅刻してもメリットはあったかもね」
一「なんだ？」
貴方「私にとって、朝１で一君に会えること…かな」
一「A、これからは風紀委員としてではなく、お前に好意を寄せる１人の男として、毎日校門の前で待っている/////」
貴方「それは、告白されたと捉えていいの？/////」
一「ああ。好きだA////」

こうして、風紀委員と遅刻常習犯という組み合わせのカップルが誕生した

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