雨粒が98粒 ページ2
「Aっ！！」
と言って私に抱きつくという名のタックルをかましてきた謎の男。
「A、こいつ誰だ...？」
めっちゃ怒ってる！？
「私も知らない！」ｷﾘｯ
「・・・雨宮A
個性は水と治癒だと思っていたが実際は妖精の尻尾。
簡単に言うと魔法。
父親の名前は雨宮
個性は物語の登場人物をの力を自在に操る。
母親の名前は雨宮
個性は空想を実現させる。
しかし２人とも既に他界。
死因は敵連合の死柄木による崩壊。
雨宮家の娘雨宮Aはショックと無意識下に作った幻により両親の死を知らないまま数年を過ごす。
生まれた病院は○○病院。
・・・どう？」
「多分、合ってると、思う。」
「思い出したしょ！？」ｷﾗｷﾗ
「ごめん、思い出せてない。」
私と同じ髪色を背中くらいまで伸ばして括っている。
けど目の色は綺麗な青白磁色。
此の目の色何処かで見たことが...
「あ」
唐突に、思い出した。
「
「・・・」
「大正解！！！
Aの兄の雨宮龍牙です！！
勝己も久し振りだね！」
何で、忘れてたんだろう。
ポロリと１粒涙が零れ出た。
「「A！？」」
「ごめんなさい、忘れててごめんなさい。
なかなか思い出せなくてごめんなさい、ごめんなさい...」
「良いんだよ。
俺はAが生きててくれただけでもう充分なんだからさ！
其れにしてもAやっぱり美人に育ったな〜
彼氏とかいるの？」
「いませんが！？」
「ふ〜ん」
どうしたんだろう？
「勝己、ちょっと来て。
あ、Aは其処で待っててね。」
「分かった！」
「おいで〜」ﾁｮｲﾁｮｲ
「？」
・・・
「勝己、Aのこと好きだろ？」
「其れがなんだよ」
「今のところまぁ及第点ではあるけれど
Aと付き合いたいなら俺を認めさせないと絶対に許さないから、ね。」ﾆｺｯ
「ハッ、上等だ。」
《何が何でも認めさせてやらぁ》
「じゃ、戻ろうか。
Aー！！」
あ、戻ってきた。
「何を話してたの？」
私の耳でも聞こえない位置に行かれたから話の内容は全く分からなかった。
「秘密！」
一体何を話してたのだろう...
ーーー
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氷翠 - シバさん» そ、その発想はなかった・・・！！！！←馬鹿です (2020年5月30日 12時) (
レス) id: 56192d59e8 (このIDを非表示/違反報告)
シバ - 兄さん……………ゼレフ!!!???? (2020年5月28日 9時) (レス) id: 344258cf85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奈雪 | 作成日時：2020年5月13日 10時
